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楽天証券:福岡市公債10年0.205%

執筆者: ginko (2017-3-10)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 楽天証券:福岡市公債10年0.205%」です。

学校法人「森友学園」の問題が世間を騒がせておりますね。さすがにこうも一方的なバッシングだと多少同情してしまいますが、駄目なものは駄目ですので、一から、ゼロから、あるいはマイナスから出直していただきたいと思います。

しかしこの問題がクローズアップされたのは安倍首相夫人の関わりもさることながら、やはり国有地の売却や助成などで税負担が発生している点にあります。もし民間企業が民間同士でやり取りしている話なのであれば全く問題にならなかったはずです。そうした民と公のグレーな取引に警鐘を鳴らす意味でも、こうしたややヒステリックにも思える「つるし上げ」にも一定の効果はあるのかもしれません。

そうしたわけで今後の展開については容易に想像がつくわけですが、ただ一方で間違いなく被害者と言えるのは現場の教職員であり、保護者であり、何より児童ですね。正論を言えば経営の問題と教育の問題は切り離されて然るべきですが、実際にはそうも行きません。むしろ一番苦しんでいるのはそうした現場の方かもしれず、罪深い状況だと言えそうです。

それと同列に扱えるかどうかは分かりませんが今朝の報道では、破産手続き中の「日本ライフ協会」が高齢者から違法に預託金を集めたとされる事件で、協会が約4億8千万円の預託金を運転資金などに充てていた、とのことです。典型的な詐欺事件と言えそうですが、これまた現場の方々は一人暮らしの高齢者の「終活」をきちんと、しっかりサポートしていたようですので罪深いですね!

この2つの事例のみで、「善意の現場」はあっても「善意の経営」は難しいと結論づける気はありませんが、少なくとも「現場の善意」を踏みにじった罪はきちんと償っていただきたいものです。 



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、関西アーバン銀行の関西アーバンダイレクト定期預金を取り上げました。気になる金利はこういうことになっております。

■関西アーバン銀行いちょう並木支店「関西アーバンダイレクト定期預金」

・100万円以上
1年:0.15%
3年:0.15%
5年:0.15%

・300万円以上
1年:0.15%
3年:0.15%
5年:0.15%


金額別金利」を採用していますが、全ての金額、そして全ての期間において「0.15%」が適用されておりますので、今のところ意味はありませんね・・・。

それはともかく、定期預金金利の低下が極限まで進んでしまった現状では、0.15%という水準は高金利です。

また、この金利水準をずっと維持していると思いますので安心して預けることができるのもメリットと言えるかもしれません。特に冬の定期預金キャンペーンが終了したこのタイミングでは相対的に魅力が増していると言えそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★なのでそこそこ良い評価ですね!

やはり冬の定期預金キャンペーンが終わり、他行の金利が低下しているという点が追い風になっていそうです。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月3日まで。

>>>関西アーバン銀行の「関西アーバンダイレクト定期預金」について詳しくはこちら

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1354

前回のコラム:https://www.ginkou.info/news/20170303.html

今回は、楽天証券の取り扱う、福岡市公募公債(10年)を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

足元では+0.090%ということで、これまでの水準と比較すればかなり回復してきました。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、長期金利が0.15%まで上昇した局面では日銀が「指値オペ」を行い、直ちに0.1%以下の水準まで長期金利を引き下げています。

やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて今回は久しぶりに、楽天証券の取り扱う「福岡市平成28年度第5回公募公債(10年)」です。掲載は半年ぶりということになります。

公募公債」と言われてもピンと来ませんが、要は今まで何度も取り上げている、個人向け国債や個人向け社債の「仲間」ですね。国が発行するのが国債、会社が発行するのが社債なら、公共団体が発行するのが公債、というわけです。

社債と同様に、利率は最初から決まっていて、期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその債券を売るしかありませんが、その時の値段は、その発行体の信用力や金利環境によって変わってきます。低い値段になってしまうと場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は元本保証ではない、ということですね。もちろんその発行体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その発行体の財政が破綻すると、元本が大幅にカットされる可能性があります。「預金保険」のような制度がありませんので、購入する際にはその発行体の信用力・安全度をしっかり把握する必要があります。

ただし今回の発行体は上記の通り、福岡市ですからね。直感的にも高い信用力が予想されるわけですが、実際、格付けも「A1(ムーディーズ・ジャパン)」と必要十分です。その点では信用リスクについては心配する必要はなさそうです。

で、前置きが長くなりましたが、この福岡市公債(10年)の気になる金利はと言うと・・・

■楽天証券/福岡市平成27年度第5回公募公債(10年)

・10年:0.205%


まだまだ低水準ではありますが、ただ半年前は0.06%でしたので、そこからすると3倍以上に上昇しました!こうして見ると金利の回復を実感しますね。

足元の長期金利が上記の通り+0.09%という点を考えても「好金利」と言えそうです。楽天証券では1万円から購入できるようですので、気になる方は検討してみてください。

ただし販売期間は3月23日(木)14:30までと時間が限られていることに加え、発行ボリュームや人気度合いによっては、それを待たずして売り切れる可能性もあります。ご注意ください。

なお楽天証券では、口座開設の上、取引をすると最大110,000円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。

こうした点も参考になさってください。

>>>楽天証券の口座サービスについて詳しくはこちら

ではこの、期間10年で利率が0.205%となる、楽天証券が取り扱う福岡市公募公債(10年)。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいですかね。投票は4月10日まで。

>>>楽天証券が取り扱う福岡市公募公債(10年)について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

期間10年で利率が0.205%となる、楽天証券が取り扱う福岡市公募公債(10年)。あなたの評価は?(投票は4月10日まで)  >>>投票はこちら

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