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楽天銀行:円定期1年0.12%

執筆者: ginko (2017-3-31)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 楽天銀行:円定期1年0.12%」です。

格安旅行会社である「てるみくらぶ」が破たんしましたね。筆者もこれまで何度もお世話になった旅行代理店ですが、まさか経営難にあるとは考えもしませんでした。

ネットを中心とした経営を行い、価格競争力もあるわけですから、むしろ「勝ち組」ではないかとすら思えたわけですが、内情はわからないものです。筆者が被害に遭わなかったのは・・・本当にたまたまです。

なお当初の会見では社長が「こんな事態になるとは考えてもいなかった」と説明していましたが、実際には粉飾決算を行っていたことが分かり、何年も前から債務超過だったということです。つまりは確信犯であり、刑事罰の対象になるかもしれませんね。いやはや。

経営者としては簡単にビジネスを諦めるわけには行きませんし、旅行者に迷惑をかけることもできませんから、無理にでも経営を続けたいという気持ちが分からないでもないですが、しかし自転車操業に陥る前に何かできることはなかったのですかね?

それこそ大幅なリストラをするなど経営を縮小すれば生き残れたのではないでしょうか?大手旅行会社に買収を持ちかけることもできたのではないかと思います。

あくまで結果論ではありますが、起業がもてはやされる今、「店じまい教育」も必要なのかもしれませんね。特にメインバンクにはそうした役割が求められそうです。素直に「店じまい」を銀行に相談する経営者はいないでしょうけれど。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げました。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.25%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.15% → 延長された場合10年目/0.60%


それなりの水準ですね。多少上昇したとは言え市場金利も定期預金金利も低迷している現状では「相対的に魅力が増している」と感じる方も多そうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★ですので「ちょうど真ん中」ということですね。

期間の長さや上記制約を考えれば「まずまずの評価」と言えそうです。継続的に募集していますので興味がある方は最新の条件をチェックしてみてください。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月24日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1360

前回のコラム:https://www.ginkou.info/news/20170324.html

今回は、楽天銀行の「春の大感謝祭!円定期預金1年もの特別金利」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

足元では+0.060%ということで、これまでの水準と比較すればかなり回復してきました。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、長期金利が0.15%まで上昇した局面では日銀が「指値オペ」を行い、直ちに0.1%以下の水準まで長期金利を引き下げています。

やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして3月も最終日となり、定期預金キャンペーンとしては「閑散期」に入ってきているわけですが、「逆張り」的に優遇金利を提供する銀行がないわけではありません。

その1つが楽天銀行で、「春の大感謝祭!円定期預金1年もの特別金利」の気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「春の大感謝祭!円定期預金1年もの特別金利」

・1年 :0.12%


ということでまずまずの金利ですね。

当サイトで高金利の指標としているオリックス銀行も1年ものを0.12%に引き下げましたので、結果的にこちらも「高金利」と言えそうです。

また、3月31日現在の1年ものの市場金利は+0.044%と低水準であり、それを大きく上回るという点も評価しても良いかもしれません。つまり銀行からすれば「赤字覚悟」だと言うことですね。

ここで先日もご案内しましたが、楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2017年3月期の第3四半期累計では経常利益が139億円、当期利益が99億円となかなか堅調です。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.30% ※新規客向け
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・オリックス銀行 0.12%
楽天銀行 0.12% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・ソニー銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはり楽天銀行の金利はまずまずの好金利水準ですね。

ではこの、1年ものが0.12%となる、楽天銀行の「春の大感謝祭!円定期預金1年もの特別金利」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は5月1日まで。

>>>楽天銀行の「春の大感謝祭!円定期預金1年もの特別金利」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

1年ものが0.12%となる、楽天銀行の「春の大感謝祭!円定期預金1年もの特別金利」。あなたの評価は?(投票は5月1日まで)  >>>投票はこちら

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