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あおぞら銀行:6ヶ月0.15%、1年0.25%

執筆者: ginko (2017-6-16)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:6ヶ月0.15%、1年0.25%」です。

報道によればシートベルトやエアバッグ大手のタカタがついに民事再生法を申請するようですね!最近、日本の製造業についていいニュースはほとんどありませんが、今回も悪いニュースです。負債は1兆円を超え、「戦後最大」ということですから壮絶です。

アメリカでも本家Yahoo!が姿を消しましたが、会社が存続していくのは大変だということですね・・・当たり前ですが。新規参入があれば、その分退場者も出てくるわけで、それが経済のダイナミズムの源泉でもあるわけですが、社員の立場であればそんな悠長なことは言っていられません。関係者の方々が1日も早く落ち着いた日々を取り戻せることを祈っております。

ただタカタの破たんの原因はもちろんエアバッグの破裂問題であって、それを除けば本業は堅調です。要するにコアな企業価値は残っているわけで、だからこその「民事再生法」ですね。すでにスポンサーも決まっているようですし。

とすると今後も本業についてはこれまで通りの生産を続けていくわけで、社員レベルではそこまでの影響はないのかもしれません。

また、こうした経営上の大きな変化というのは、筆者の数少ない経験からするとプラスに働くことも多いと感じています。特に経営に外国人の血が入るということであれば、相乗効果がうまれる可能性がありそうです。少なくとも若手にはチャンスですね。

ありきたりな言葉ではありますが、ぜひ「ピンチをチャンスに」変えてもらいたいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、じぶん銀行(現auじぶん銀行)のデビュー応援プログラムを取り上げました。今月からアップした気になる金利はと言うと・・・

■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「新規限定デビュー応援プログラム」

・3ヶ月 : 通常金利0.04% + 特別金利0.46% = 0.50%


高金利の定期預金であっても0.2%台に沈む昨今の金利環境を考えると、期間3ヶ月&新規顧客限定とはいえ、0.50%という金利水準は相対的にかなり魅力的ですね!

ただし恐らく「夏のボーナスフェア2017」が終了する7月31日が過ぎると元の0.30%に戻るのではないかと思いますので、ご検討の方は早めに利用することをオススメします。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★なので、「ちょうど真ん中」ということですね。

金利としては高水準であるのは間違いありませんが、「新規限定」ですので評価が伸び悩んだのかもしれません。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月9日まで。

>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「新規限定デビュー応援プログラム」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=122

前回のコラム:「じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期3ヶ月0.50%」

今回は、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げたいと思います。

ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元では+0.055%ということで、やはり昨年までの水準と比較すればかなり回復しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、6月となり定期預金に関してうれしい動きと言えば、夏の円定期預金キャンペーンや優遇金利、金利アップが徐々に開始されていることですね!

その1つがあおぞら銀行です。あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、そのインターネット支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。

その、あおぞら銀行インターネット支店が取り扱う「あおぞらネット定期」で期間限定の金利キャンペーンが実施されているわけですね。その気になる金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2017年6月16日現在、税引き前

なかなかの好水準ですが、中でも1年0.25%が目を惹きます。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

実際、足元の1年もの市場金利は「0.029%」とゼロが並ぶ低水準ですね!その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということなのでしょう。

なお、こちらのキャンペーンは8月31日までとなっているほか、「実施期間中に予告なく内容を変更または終了することがあります」とのことですから、ご検討の方は早めに結論を出した方が良さそうです。

ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2017年3月期決算では、当期利益が438億円と好調を維持しています。前年同期が435億円ということですので、ほぼ同額ですね。

業績・信用面でも特に問題はなさそうです。

http://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2016/pdf/2016_4q_01_j.pdf

健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.25%
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・楽天銀行 0.12%
・ソニー銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはり、あおぞら銀行の金利は相応に高水準ですね。

ではこの、6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月16日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は7月16日まで)  >>>投票はこちら


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