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住信SBIネット銀行:3ヶ月0.5%

執筆者: ginko (2017-6-23)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:3ヶ月0.5%」です。

先日のコラムでも触れましたが、最近、消費が徐々に持ち直しているようですね。長らく「消費低迷」というフレーズしか聞いてこなかった筆者からすれば意外な驚きがあるわけですが、ただ今朝の日経新聞によると所得の伸びと比べれば消費の伸びは弱いようです。



何となくこうした「消費は今一つ」という論調の方がしっくりきますね・・・。とは言いつつそれでも足元では賃金も消費も上昇傾向にあるようですので、実感は乏しいものの、このまま着実に消費が拡大していってほしいと思います。

ちなみに「消費拡大の実感が乏しい」理由の1つに、メディアで「成金」的な成功者が取り上げられないからかもしれません。2000年前後のITバブルの時も、2005年前後のミニバブルの時も、それなりに「バブル成功者」が登場したように思いますが、今回の「アベノミクスバブル」では記憶にありません。単に筆者がそうした下世話なメディアに触れる機会が減ったからかもしれませんが・・・下世話メディアさんには頑張ってほしいものです(笑)。

「景気の気は気分の気」と言われますが、意外と消費拡大の最後のピースは、そうした「アイコンの登場」なのかもしれませんね。

なお過去の景気回復と比べてもやっぱり今回は個人消費が伸びていないようです。景気回復が新しければ新しいほど消費が伸び悩んでいるわけで・・・やっぱりこれは構造的な問題ですね。要するに「少子高齢化」の影響だということです。実際、リタイアしてしまえばいくら世間の賃金が上がっても関係ないですしねぇ。

少子高齢化にも良い面があるのは間違いないとは思いますが、景気、そして日本経済にとっては重い足かせというわけですね。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2017年6月23日現在、税引き前

なかなかの好水準ですが、中でも1年0.25%が目を惹きます。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.4」。最高が5つ★なので、それに肉薄する「かなり良い評価」ということですね。

金利と比較するとちょっと評価が高すぎる気もしなくはないですが、やはり0.2%を超えてくると満足度がかなり高まるということなのでしょう。

夏のボーナス時期が終わってもこうした金利水準が維持されることを期待したいと思います・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月16日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=127

前回のコラム:「あおぞら銀行:6ヶ月0.15%、1年0.25%」

今回は、住信SBIネット銀行の「新規のお客さま限定!円定期特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元では+0.055%ということで、やはり昨年までの水準と比較すればかなり回復しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、これまでの金利上昇も「頭打ち」となりつつあるようです。

やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、6月となり定期預金に関してうれしい動きと言えば、夏の円定期預金キャンペーンや優遇金利、金利アップが徐々に開始されていることですね!

そうした動きの1つが今回取り上げる、住信SBIネット銀行の「新規のお客さま限定!円定期特別金利キャンペーン」です。その名の通り、新規口座限定で定期預金の金利が優遇されるというものですが、その気になる金利はと言うと・・・

■住信SBIネット銀行「新規のお客さま限定!円定期特別金利キャンペーン」

・3ヶ月 : 0.50%


新規口座開設限定ながら3ヶ月もの金利が0.50%になる、というものでなかなかの高金利ですね!こちらも満足度は高そうです。

足元の1年もの市場金利は0.03%という低水準です。上記金利は採算を度外視した好金利ということになります。その点でも、このキャンペーンに魅力を感じる方もおられるのではないかと思います。

なお、こちらは新規客向けのものですが、すでに口座を持っている客向けにもキャンペーンが用意されていて、金利はこのようになっています。

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%


6ヶ月0.20%、1年0.20%ということで・・・こちらも相対的には高水準です。積極的にご活用いただければと思います。

ちなみに、こうした定期預金金利に満足できない方は、仕組み預金を利用するという手もあります。仕組み預金とは、「満期が選べない(銀行が満期を判断する)」といった点や「中途解約できない」といった点が制約となるかわりに金利が高い円定期です。

その住信SBIネット銀行の仕組み預金である「プレーオフ」の具体的な金利はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.27%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.10% → 延長された場合10年目/0.60%


となっています。以前より少し金利がアップしているようですね。長期間運用できる資金がある方は検討してみてください。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
住信SBIネット銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.25%
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・楽天銀行 0.12%
・ソニー銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


住信SBIネット銀行の金利はやはりトップクラス水準ですね。

ではこの、3ヶ月0.50%となる、住信SBIネット銀行の「新規のお客さま限定!円定期特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月23日まで。

>>>住信SBIネット銀行の「新規口座開設のお客さま限定!円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】3ヶ月0.50%となる、住信SBIネット銀行の「新規のお客さま限定!円定期特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は7月23日まで)  >>>投票はこちら


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