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住信SBIネット銀行:プレーオフ最大0.55%

執筆者: ginko (2017-7-14)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:プレーオフ最大0.55%」です。

内閣支持率が急落しているようですね。「加計学園」問題や、豊田議員の暴言騒動、稲田防衛大臣の失言などもありましたが、意外と大きかったのが都議選での安倍総理の「こんな人たちに負けるわけにはいかない」発言だという指摘があります。

個人的にはそんなに違和感はなかったのですが、「品位がない」ということになるのでしょうか。

また、政治スキャンダルという点では「森友学園」問題の方がはるかにインパクトが大きかった気がするのですが、その時ではなく今支持率が急落しているのもちょっと腑に落ちていません。

民主党政権時代の政治の混迷ぶりを思い返せば、現在の「安倍一強」の方がはるかに政治に安定感がありスピード感もあるわけで好ましい状態だと言えますが、これでずっと支持率が下がり続けるなら、いよいよ不協和音が流れ始めます。次の内閣改造でどれだけ人気のあるメンバーをそろえられるかが大きなポイントですね。

加えて今時大切なのは「スキャンダル耐性」です。不倫などもってのほかですし、政治資金の管理についても高い透明性が求められます。もちろん暴言もダメです。また、仮にスキャンダルが発生しても問題を大きくする人とうまく収束できる人がいます。正直、その差がどこから来るのかよく分かりませんが、やっぱり落ち着いていて、弁が立つ人が逃げ切っている気がします。

少なくとも他の政党よりは人材が豊富でしょうから、スキャンダル耐性の高い陣容となることを祈っております。

なお、内閣支持率が下がってよいことがあるとすれば、こうした状況になるといつも安倍政権は経済にフォーカスするのですね!「三本目の矢」が全く飛ばずに現在に至りますので、「安倍一強」だからこそできる経済改革に注力していただきたいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行:円定期2週間0.25%を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「夏のボーナスキャンペーン第4弾 ご自分名義の他行口座から振り込んだ資金で特別金利!」

・2週間 :0.25%


ということで、期間2週間としては衝撃の金利水準と言えそうです!

ではこのキャンペーンがお薦めかと言うと・・・残念ながらそれはなさそうです。と言うのもこの「0.25%」は年利ですから、2週間ということは14日分、つまり0.25%÷365×14=0.0096%分の利息しかもらえないということです。

もちろん、それはどの定期預金キャンペーンにも言えることではあるのですが、ただ2週間というのはさすがに短すぎますし、たとえば6ヶ月ものなら半年後にはまた新たなボーナスキャンペーンが用意されている可能性が高く、結果的に好金利での運用が続けられるかもしれないことに対して、このキャンペーンでは2週間後には通常金利に戻ってしまいます。

その通常金利が高ければ問題ないのですが、通常金利は0.02%ということで・・・見るべきものはありません。

その点では本日=2017年7月14日から始まった「夏のボーナスキャンペーン第5弾」の内容を見極め、「満期が来る2週間後の運用方法」をそれなりに固めた上で、利用を検討した方が良さそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.0」。最低が1つ★なので、それに近しい「残念な評価」ということですね。

やはりいくら好金利でも2週間だけだとどうしようもない、ということですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は8月7日まで。

>>>楽天銀行の「夏のボーナスキャンペーン第4弾」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=141

前回のコラム:「楽天銀行:円定期2週間0.25%」

今回は、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元では+0.085%ということで、やはり昨年までの水準と比較すればかなり回復しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆に長めの定期預金で少しでも良い金利を狙うか、ということではないかと思います。

後者の可能性を探られている方に選択肢に加えていただきたいのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.27%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.10% → 延長された場合10年目/0.55%


それなりの水準ですね。市場金利も定期預金金利も低迷している現状では「相対的に魅力がある」と感じる方も多そうです。

さて、この住信SBIネット銀行が取り扱う2種類の仕組み預金を比較すると、分かりやすいのは前者です。延長されてもされなくても金利は0.27%のままですから、定期預金との金利比較もしやすいです。

一方、徐々に金利が上がっていくという点が魅力的な後者のステップアップ型ですが、金利がややこしいのが難点です。仮に最長10年間延長され続けた場合の平均金利は「0.263%」ということで・・・つまり見た目と異なり両者の金利設定にあまり差はないということですね。

同じ銀行の同じ期間の商品ですので当然かもしれませんが。

ちなみにこうした仕組み預金は、今のように金利がなかなか上昇しない中では延長されずにそのまま満期を迎えることが多いですね。仮にそうなった場合の金利は以下のようになります。

<フラット型>

・1年 : 0.27%

<ステップアップ型>

・1年 : 0.10%


・・・と、これまでご案内してきたわけですが。

最近の判定結果を見ると、結構、延長していますね。具体的には今年の2月22日以降判定が来たものについてはいずれも延長されています。延長されている「プレーオフ」の金利水準は今回のものと大きく変わらなさそうですので、だとすると今回のプレーオフもしばらく延長される可能性は高そうです。

フラット型ならこのまま10年間延長される可能性がありますし、ステップアップ型だと6~7年は行きそうです。やはり、いくら途中で満期を迎える可能性があるとしても、基本的には最後まで延長されることを想定して「10年間使わない資金」で利用すべきということですね。

なお6月21日から8月28日までの間に募集されているプレーオフを30万円以上利用すると、抽選で10名に10万円、1,000名に3,000円が当たるキャンペーンが実施されています。

所詮抽選ではありますが、参考にしてみてください。

ここで主要な銀行の5年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■5年もの定期預金金利比較(100万円以上)

・オリックス銀行 0.35%
・SBJ銀行 0.30%
住信SBIネット銀行 0.27% ※仕組み預金、最長10年
・関西アーバン銀行 0.15% ※インターネット支店
・あおぞら銀行 0.15% ※インターネット支店
・楽天銀行 0.04%
・住信SBIネット銀行 0.03%
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


商品性や期間が異なるため単純比較はできませんが、住信SBIネット銀行のプレーオフはそれなりに好金利だということですね。

ではこの住信SBIネット銀行が取り扱う、金利が最大0.55%となる仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・制約はあるもののそれなりの金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は8月14日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】住信SBIネット銀行が取り扱う、金利が最大0.55%となる仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価は?(投票は8月14日まで)  >>>投票はこちら


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