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ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:個人向け国債0.05%」です。
世界的な株価下落の波が凄まじいですね!日本の場合はさらにそこに円高も加わりますので、金融市場だけでなく実体経済に対しても不安が募りますが、2017年~2018年ごろに来るかな?と考えていた金融危機が1年早く訪れたということでしょうか。今後1~2週間の動きが大きな分岐点となりそうです。
今回の危機の要因は、「中国」、「原油」、「アメリカの利上げ」と目されているわけですが、前の2つをもじって「チャイルショック」という表現も目にするようになりました。なかなかよくできたワードですが、できれば3つ目の「利上げ」も組み合わせてほしいような気がします。もちろんアメリカの利上げは早晩、「利下げ」に転じるかもしれませんが。
それはともかくとして気になるのが、今回の危機がいつ終息するのかということですね。もし本当に「中国」や「原油」に起因するものであればこれはかなりの長期戦になる可能性があります。そもそも中国がこれまでの安い人件費を背景にした高度成長を再現するのは不可能です。
とすると中国に代わる「新たな買い手」が出てくるまでは世界経済はモノ余り=総デフレ時代になるのかもしれません。世界人口はそれでもまだ増えているのですけれどね。
その人口に着目すれば増加しているのはやはりイスラム圏ということになるのでしょうか?もしそうだとすれば、このイスラム圏を世界経済にどう取り込んでいくのかが「チャイナ後」の新たなフロンティアと言えるのかもしれません。
もちろんそれはイスラム圏の社会も治安も安定することを意味します。昔も今も内戦が起こる背景には食糧難がありますからね。このタイミングでは牧歌的に響くかもしれませんが、新たなフロンティアに思いを馳せるのは楽しいです。災い転じて福となることを祈りたいと思います。
※原油価格
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げました。具体的な金利水準はと言えば・・・
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・10年間 : 0.20%
ついに0.2%まで下がったのですね・・・「好金利継続」というキャッチコピーが虚しく響くわけですが、ただ単にディスりたいわけではありません。
要するにこれからの「マイナス金利後」の世界ではこうした「0.2%」でも本当に好金利となってくる可能性があるのですね。我々預金者にもパラダイムシフト・・・と言うと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも「金利観の修正」が求められているのは間違いなさそうです。
実際のところ、同じ仕組み預金としてより有名な東京スター銀行の「右肩上がり円定期」はついに2月の販売を中止してしまいました。3月に再開されるかどうかも微妙なところです。
つまり、今後も高金利預金については、金利の引き下げや、販売が中止される可能性が高いということですね。目ぼしい定期預金がある方は早めにご利用ください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「1.9」。まぁ、こんなものだとは思いますが、真ん中が3つ★ですのでかなり低い評価です。
ただ一方でそれでも3分の1の方は真ん中の3つ★に投票されており、早速「プラスであれば十分」と思う方が出てきているのであれば興味深いです。
ちなみに最新回号をチェックすると条件は「10年:0.11%」に低下しておりますね・・・世も末です。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月12日まで。
>>>楽天銀行について詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1235
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=834
今回は、楽天証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:1年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になると思われたのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、ただそう素直に動かないのが金融市場というもので。
2015年の前半は長期金利がなぜか乱高下しましたね。アメリカの金利もドイツの金利も上昇しましたのでこれは世界的な動き、ということになります。
とはいえ2015年の後半はそうした金利上昇の動きもすっかり一服してしまいました・・・と言うよりもむしろ、アメリカの利上げを契機に世界の株価が総崩れとなっており、それに呼応して長期金利も大きく低下しています。
しかしながら金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策ですね!これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何と一時マイナス水準まで低下しています。さすがに過剰反応ではないかと思いますが、それくらいの衝撃だったということですね。
さすがに預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続きそうです・・・残念なことです。
さて、そのように預金金利低下の動きが加速する中で有効な選択肢となりえるのが「個人向け国債」です。これまではその魅力につき以下のように説明してきました。
・金利が通常の定期預金に比べてマシなことに加えて、「変動金利タイプ」も用意されていて、市場金利が上昇すればダイレクトに運用利回りも上昇するからです。
しかし今はこう言い換えた方がよさそうです。
・制度設計上、いくら長期金利がマイナスになっても0.05%以下にはならないからです。
つまり預けっぱなしにしておいても金利がマイナスになる懸念がないわけで、これは一定の魅力だと言えます。もちろん変動金利タイプの場合、仮に世の中の金利が上昇すればそれに連動して利回りが上昇していくというメリットはそのままですね。
実際のところ、これまで何度かご案内してきたように、「マイナス金利時代の運用方法」として、FPなどの専門家がこの「個人向け国債」を推奨しておりますが、その理由はそういうことなのですね。
と言うことで今回は個人向け国債を取り上げたいと思いますが、個人向け国債のフルラインナップは以下の通りです。
・3年固定金利
・5年固定金利
・10年変動金利
そして今月の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■個人向け国債
・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.05%
3商品ともに0.05%となっておりますが、これはつまり制度上の最低金利に到達した、ということですね。
「これ以上下がらない」という点をどう評価するかで、この国債の評価も変わってきそうです。
なお、これらの中では商品性からは「変動10年タイプ」が一番魅力的なわけですが、金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。
ペナルティは平たく言えば「過去1年分の利息を放棄すること」ですが、ただここまで金利が下がると、「もはやどうでも良い」と思われる方の方が多いかもしれませんが。
また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。
なお、個人向け国債は多くの金融機関で購入できますが、楽天証券では、口座開設の上、各種取引で最大70,000円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。
これらも金利の一部として計算すれば、利回りはさらに上昇しますね。
>>>楽天証券の口座サービスについて詳しくはこちら
どこでも購入できる国債ではありますが、どうせ購入するのであれば、こうした少しでもお得なオマケがついてくる金融機関を選択してはいかがでしょうか。
ではこの、変動金利タイプの金利が0.05%となる、楽天証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性と、金利がこれより下がらないという安心感を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月12日まで。
>>>楽天証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
変動金利タイプの金利が0.05%となる、楽天証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は3月12日まで)
>>>投票はこちら
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