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オリックス銀行:円定期1年0.10%、5年0.25%

執筆者: ginko (2017-9-8)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期1年0.10%、5年0.25%」です。

知らない間に自動車業界ではすっかり、ディーゼル車からガソリン車へ、そしてガソリン車から電気自動車へという流れが出来上がっていますね。

数年前までは「これからはクリーンディーゼル」という流れでしたし、ガソリン車しか乗ったことのない筆者も次はディーゼルに挑戦してみようかなと思っていたわけですが、今や完全に空気が変わりました。成熟化しつつある自動車業界でこんなにドラスティックに潮流が変わるのは珍しいのではないでしょうか。

そのキッカケとなったのはもちろんフォルクスワーゲン社の排ガス不正ですが、とどめを刺したのはイギリス・フランス両国が「2040年にはガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止する」と決めたことですね。

また今朝の新聞記事ではイギリスの高級自動車メーカーであるジャガー・ランドローバー社が2020年から全車種を電動車にするということです。2020年と言えばもう3年後ですね!(正確には2年と4ヶ月後です)  ひそかにジャガーのSUVに憧れていたりするのですがこれからは充電設備がないと同社の車は所有できないということでしょうか・・・。

「電動車」の中に、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車が含まれることを祈りたいと思います。




さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げました。キャンペーンの終了日がこれまで「8月31日まで」だったところ1ヶ月延長されて「9月30日まで」となっています。

気になる金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2017年9月1日現在、税引き前

従来同様なかなかの好水準ですが、中でも1年0.25%が目を惹きます。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.0」。最高が5つ★なので、それに近づく「かなり良い評価」ですね!

金利水準の高さに加え、夏の定期預金キャンペーンが終了していく中であえて延長したことに好感を抱いている読者の方が多いのではないでしょうか。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月1日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期「夏金利キャンペーン」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=182

前回のコラム:「あおぞら銀行:延長!1年0.25%」

今回は、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元では+0.005%ということで北朝鮮問題などもあって先週と比べるともう一段下がってきましたが、それでも昨年の今頃の水準と比較すればかなり回復しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて9月となり、夏の定期預金キャンペーンもほぼ終了しここからは「閑散期」に入ってきますね・・・残念なことです。

ここからはキャンペーン金利ではなく、「通常金利が高水準の銀行」に注目が集まるわけですが、その代表格がオリックス銀行です。

では、その気になるキャンペーン終了後の通常金利はと言うと・・・

■オリックス銀行「eダイレクト預金」

・1年 :0.10%
・2年 :0.15%
・3年 :0.18%
・5年 :0.25%


※2017年9月8日現在、年利、税引き前、100万円以上1,000万円未満

いずれも0.1%を上回っており、特に5年ものについては0.25%ということで相応に魅力的ですが、ただ先日までのキャンペーン金利が残像として残っている方は「満足」というわけにはいかなさそうですね。

足元の1年もの市場金利は0.003%、5年もの市場金利も0.060%と言う水準ですから、いずれも「赤字覚悟の出血大サービス」ではあるのですが、気が進まないという方は2週間で満期が来る「2週間定期預金」を利用するのも手ですね。こちらの金利はこうなっています。

■オリックス銀行「2週間定期預金」

・2週間 :0.05%

※2017年9月8日現在、年利、税引き前

参考にしてみてください。

なおオリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。

このまま引き続き安定経営を続け、魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。

ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・楽天銀行 0.12% ※キャンペーン金利
オリックス銀行 0.10%
・ソニー銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


オリックス銀行の金利はこれらの中では「そこそこ」と言ったところでしょうか。「通常金利」としては高めだとは思いますが。

ではこの、1年ものが0.10%、5年ものが0.25%になるオリックス銀行のeダイレクト預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・キャンペーン金利は終了してしまいましたが、それでもそれなりに高水準の金利を維持していることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は10月8日まで。

>>>オリックス銀行「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年ものが0.10%、5年ものが0.25%になるオリックス銀行のeダイレクト預金。あなたの評価は?(投票は10月8日まで)  >>>投票はこちら


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