ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:ドイツ銀行ロンドン支店社債0.67%」です。
今朝は半島の方から有り難くないプレゼントが飛んできて、全てのテレビ番組がアラート一色と、何ともゲンナリさせられる朝の始まりとなってしまいました。
それでも筆者はテレビを消せばシャットダウンできたわけですが、仮に電車が止まったりといった影響があったのであれば最悪ですね。騒動に巻き込まれた方には同情いたします・・・。
しかしこうした危機管理は難しいですね。筆者は「どうせ日本に直接打ち込んでくるわけがない」と高をくくっておりますし、そもそも北朝鮮がミサイルを発射して日本に着弾するのは10分とかそういったレベルですよね?とすると逃げようもありません。
であれば「無視」というのも現実的な対応ではないかと思いますが、メディアもこうした挑発が断続的に続く限りどこかで「アラートの報道方法」も見直さざるを得なくなりそうです。
まぁ筆者は基本的に逃げ遅れるタイプですので、あくまでマイノリティの意見かもしれませんが。
さて予想通りの展開ではありますが、顔に泥を塗られた安保理はどのように対応するのでしょうか。今のところ金融市場の反応が冷静なのは良いですね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。気になるキャンペーン終了後の通常金利はと言うと・・・
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年 :0.10%
・2年 :0.15%
・3年 :0.18%
・5年 :0.25%
※2017年9月15日現在、年利、税引き前、100万円以上1,000万円未満
いずれも0.1%を上回っており、特に5年ものについては0.25%ということで相応に魅力的ですが、ただ先日までのキャンペーン金利が残像として残っている方は「満足」というわけにはいかなさそうですね。
気が進まないという方は2週間で満期が来る「2週間定期預金」を利用するのも手ですね。こちらの金利はこうなっています。
■オリックス銀行「2週間定期預金」
・2週間 :0.05%
※2017年9月15日現在、年利、税引き前
参考にしてみてください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★なのでちょうど真ん中ということになります。
ただ実際の投票は1つ★から5つ★まで完全に分散していますね。というかその3つ★への投票はゼロです・・・。
完全に「評価が分かれている」ということになります。今の金利水準を評価するのか、それとも金利が下がってしまったことに抵抗感を覚えるのかで判断も変わってくるのでしょうね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月8日まで。
>>>オリックス銀行「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=187
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期1年0.10%、5年0.25%」
今回は、楽天証券の取り扱う、「ドイツ銀行ロンドン支店 円建て社債(既発債)」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。
足元では+0.030%ということで、北朝鮮のミサイル発射に慌てることなく先週と比べて上昇していますし、昨年の今頃の水準と比較してもかなり回復しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて今回は7月にも取り上げた、楽天証券の「ドイツ銀行ロンドン支店
円建て社債(既発債)」です。
ちなみに社債についてはこれまで何度も取り上げてきておりますが、利率は最初から決まっていて、期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその債券を売るしかありませんが、その時の値段は、その発行体の信用力や金利環境によって変わってきます。低い値段になってしまうと場合によっては元本割れする可能性があります。
2つ目は元本保証ではない、ということですね。もちろんその発行体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その発行体の財政が破綻すると、元本が大幅にカットされる可能性があります。「預金保険」のような制度がありませんので、購入する際にはその発行体の信用力・安全度をしっかり把握する必要があります。
今回の発行体は上記の通り、ドイツ銀行ロンドン支店ということで、何となく良さそうな・・・でもやっぱりよく分からないというのが正直なところではないかと思いますが、格付けは「BBB-(S&P)」と言うことでハッキリ言ってパっとしません。一般的にはBBBまでを「投資適格」、つまり概ね安心して投資できると区分されているわけですが、「BBB-」ということは「ギリギリBBB」「あと一歩で投資不適格」という意味ですから、慎重に検討すべきと言えそうです。
ドイツ銀行と言えば世界に名だたるグローバル銀行であり、生き馬の目を抜くような投資銀行の世界でも一定の存在感を発揮してきた名門ですが、リーマンショック以降は毎年のように事件・事故が起きているように感じます。
「欧州債務危機」も業績を直撃しましたしね。
逆に言えばそれでも潰れず、むしろ「BBB-」で踏みとどまっているわけですから、「さすがの底力」と言えるのかもしれませんが。
で、ここまでが「社債」の説明ですが、今回ご紹介するのはその「既発債」ということになります。
既発債とはその名前の通り、「既に発行されている債券」ということで、誰かが換金しようと売りに出した債券ということになります。要するに「中古社債」ですね。車や住宅と違って何か傷がついていたり、経年劣化したり、はたまた価値が落ちるということはありませんが。
前置きが長くなりましたが、このドイツ銀行ロンドン支店 円建て社債(既発債)の気になる金利はと言うと・・・
■楽天証券/ドイツ銀行ロンドン支店 円建て社債(既発債)
・9年10ヶ月:利回り0.67%
金利水準は0.67%ということで、今の低金利環境を考えればかなり魅力的ですね!もちろん「円建て」ですので為替リスクは一切ありません。
足元の長期金利が上記の通り+0.03%という点を考えてもほぼ22倍なわけですから「好金利」と言えそうです。
ただ問題は約10年という運用期間の長さですね。さすがに今後10年間の金融環境を見渡せる人は誰もいません。ドイツ銀行が大人しく堅実経営を続けていれば徐々にこれまでの傷が癒えてくるのかもしれませんが、一方、再びリーマンショッククラスの金融危機が起これば、古傷から致命傷に至る可能性だってあります。
特に一般的な事業会社と違って、金融機関は「突然死」があり得ますからね。そうした本質的なリスクについては十分ご留意ください。
なおこの既発債について意外な点が1つあって、元々の利率が0.65%である一方、今回の利回りが0.67%と発売当初よりわずかながら上昇しているのですね!
全体的に金利が上昇していればそういった変化もあるのでしょうけれど、2ヶ月前と比較すれば市場金利はやや低下していますので・・・不思議です。またこうした既発債は販売会社の手数料が上乗せとなりますので、何もしなくても利回りが低下しそうなのでなおさらです。
売れ行きが芳しくないので「値下げ=利回りアップ」せざるを得ないということなのでしょうか?だとすれば興味深いですね。
ただしこの利回りは固定されているものではなく、日々変化する可能性がありますのでご留意ください。
ではこの、期間9年10ヶ月で利回りが0.67%となる、楽天証券が取り扱うドイツ銀行ロンドン支店
円建て社債(既発債)。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・前回同様「★★★★」くらいにしておきます。投票は10月15日まで。
>>>楽天証券が取り扱うドイツ銀行ロンドン支店
円建て社債(新発債)について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】期間9年10ヶ月で利回りが0.67%となる、楽天証券が取り扱うドイツ銀行ロンドン支店円建て社債(既発債)。あなたの評価は?(投票は10月15日まで)
>>>投票はこちら
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