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住信SBIネット銀行:ATM最大15回無料、他行振込最大15回無料

執筆者: ginko (2017-11-10)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:ATM最大15回無料、他行振込最大15回無料」です。

今朝のニュースでは三菱UFJ銀行の海外利益の割合がすでに4割となっており、現在検討が進められているインドネシアのダナモン銀行への出資で「5割超え」が視野に入っているようです。

それ自体は素晴らしいことですし、少子高齢化が進む日本では、預金は増えても貸し出しはなかなか増えないでしょうから、銀行として海外に活路を見出すのは当然とも思えます。

ただ一方で、これまでの内外の銀行の栄枯盛衰の歴史を振り返ると、景気が良い時に積極的にリスクを取った銀行が、景気が悪くなった時に多額の不良債権を抱え「最後尾」に回る、あるいは「脱落」するというサイクルを繰り返してきたように感じます。

実際、前進の三菱銀行も70年代・80年代に海外で多額の不良債権を作ったのではなかったでしたっけ?

適切にリスクを取るのが銀行ビジネスの本質だとは思いますが、くれぐれもリスク管理にはご注意いただきたいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、キャンペーンではありませんが、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「じぶんプラス」を取り上げました。

シンプルに残高条件で見るとこうなります。

・残高10万円未満の場合

ATM無料回数:月2回
他行振込無料回数:0回

・残高10万円以上の場合

ATM無料回数:月3回
他行振込無料回数:0回

・残高100万円以上の場合

ATM無料回数:月8回
他行振込無料回数:3回

残高を100万円以上にすると、かなりしっかりした恩恵を得られますね!仮にATM手数料を1回100円、他行振込手数料を1回300円とすると毎月の恩恵は800円+900円=1,700円、年間では20,400円。つまり利回りは「2.04%」ということになります。

もしじぶん銀行(現auじぶん銀行)を利用するなら、残高は100万円以上を維持した方が良さそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価ですね!

ただ思ったほど評価が伸びなかった気もします。残高100万円未満の場合、サービスがやや見劣りすることがネックになっているのかもしれません。

以前のサービス内容と比較すれば徐々に改悪されてきましたしね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月3日まで。

>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「じぶんプラス」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=227

前回のコラム:「じぶん銀行(現auじぶん銀行):ATM最大11回無料、他行振込最大5回無料」

今回は、住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元でも+0.025%ということで1年前の水準と比較すると回復しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇していませんからね・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて11月となり定期預金キャンペーンとしては「閑散期」の真っただ中ということもあり、新たなキャンペーンの開始を待ちつつ、前回に続き各銀行の「顧客特典」を見ていきたいと思います。今回は住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」ですね。

特典内容からチェックするとこうなります。



スマートプログラムの「ランク」によって、ATM出金手数料は毎月最大15回まで、他行あて振込手数料は毎月最大15回まで無料になるということです。

回数だけ見れば最強ですね!また、最低のランク1でも最低限のATM・他行振り込み無料回数が提供されているのは良心的と言えそうです。

筆者は毎月ATMは3~5回、振り込みも5回くらいは使いますので、利用するのであればランク2、できればランク3を狙いたいところです。

ではその気になる利用条件はと言うとこうなっています。



これまた、なかなか難解なマトリックスですね!全てを正確に答えられる人は住信SBIネット銀行のスタッフの中でも少数派・・・というか誰もいないのではないでしょうか?

それはともかくとして、今回もシンプルに残高条件で見ていきたいと思います。 当サイトの比較表に準じて以下3つでチェックするとこうなります。

・残高10万円未満の場合

ATM無料回数:月2回
他行振込無料回数:月1回

・残高10万円以上の場合

ATM無料回数:月2回
他行振込無料回数:月1回

・残高100万円以上の場合

ATM無料回数:月5回
他行振込無料回数:月3回

残高を100万円以上にすると、しっかりした恩恵を得られるということですね。

ただ実際にはこの「ランク2」は残高30万円でOKですので、仮にATM手数料を1回100円、他行振込手数料を1回300円とすると毎月の恩恵は500円+900円=1,400円、年間では16,800円。つまり利回りは最大で「5.60%」ということになります(元本30万円の場合)。

もし住信SBI銀行を利用するなら、残高は30万円以上を維持した方が良さそうです。

また、上記の通り「ATM無料回数7回・他行振込無料回数7回」の「ランク3」にこだわるとすると、残高条件以外の達成方法はざっくり言えばこのようになっています。

・預金残高300万円以上

・住宅ローン残高あり

・仕組み預金、純金積み立て、目的ローン、不動産ローン、カードローン、VISAデビット、クレジットカード、BIG・totoを3つ以上利用

・ロボアドバイザー残高100万円以上

こちらはやっぱりハードルが高いですねぇ。何かランク2とランク3の間が大きく離れすぎているような気がするのは筆者だけでしょうか・・・。

気になる方は上記表か、表示が小さい場合は下記ページをご確認ください。

>>>スマートプログラム

筆者も、当サイトのATM・ネット振り込み手数料比較を更新しておきたいと思います。

ではこの、ATM無料回数が月最大15回、他行振込無料回数も月最大15回無料になる、住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・とは言いつつ内容の良さを勘案して「★★★★★」にしておきます。つまり満点ですね。投票は12月10日まで。

>>>住信SBI銀行の「スマートプログラム」について詳しくはこちらから

■最新のATM・ネット振り込み手数料比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id7.html


■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】ATM無料回数が月最大15回、他行振込無料回数も月最大15回無料になる、住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」。あなたの評価は?(投票は12月10日まで)  >>>投票はこちら

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