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SBJ銀行:円定期1年0.20%、2年0.25%

執筆者: ginko (2018-1-5)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBJ銀行:円定期1年0.20%、2年0.25%」です。

改めて明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年ということで何か「今年の目標」に関するアンケート結果でもないかな?と探したところ、ピッタリくるものは見つかりませんでしたが、代わりに面白い記事を見つけました。京都新聞が昨年12月、京滋の上場・中堅企業91社から回答を得たという金融緩和に関するアンケートで、その結果はこういうことのようです。

<日銀の金融政策の是非>

1位:必要だが手直しを 34.5%
2位:緩和縮小を 27.6%
3位:分からない 21.8%
4位:現政策を継続 16.1%

<物価上昇率2%は達成可能か>

1位:難しい 55.1%
2位:分からない 36.0%
3位:目標自体が適切でない 6.7%
4位:十分可能 2.2%

金融緩和によって大幅に金利が低下し、企業としてはうれしいはずなのに、「金融政策を今のまま継続してほしい」という回答はわずか16.1%ということですね!

1位が「必要だが手直しを」ということですので、「必要」という部分に着目すればポジティブにとらえてもいいのかもしれませんが、「手直し」とはどういう方向性なのでしょうね?全体的には回答企業が金融緩和を頼りにしている様子はうかがえません。「今のままでは目標達成は難しい。」という冷めた批判ということでしょうか。

実際、現状の金融緩和の目標である「物価上昇率2%達成」について、なんと55.1%の企業が「難しい」と回答しているわけですからね。

「目標自体が適切ではない」というごもっともな回答もある中、目標達成が「十分可能」という回答はわずか2.2%にとどまります。日銀はとりあえず「デフレ脱却」には成功したものの、「インフレ期待に働きかける」部分については全くうまくいっていないということですね・・・日銀の「今年の目標」は達成されないまま、2013年から6年目を迎えたことになります。

折しも今年の4月には黒田総裁の任期が切れるわけですしね。やはり、もっとインフレ期待を高めるための何等かの「手直し」が検討されるのではないでしょうか。どのような「手直し」が選択肢となってくるのか全く分かりませんが、預金金利が少しでも上昇する内容となることを期待したいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行の新生パワートラスト(金銭信託)を取り上げました。気になる条件はと言うと・・・

■新生銀行/新生パワートラスト(金銭信託)

・信託期間 : 1年、3年
・運用、管理 : 新生信託銀行
・募集期間 : 2017年12月14日~2018年1月24日
・申込単位 : 50万円以上 10万円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可

ということになっています。運用先は新生銀行ではなく、新生信託銀行ということですね。そして予定配当率はこのようなマトリックスです。

<1年もの>

・50万円以上 : 0.10%
・200万円以上 : 0.15%
・500万円以上 : 0.18%

<3年もの>

・50万円以上 : 0.12%
・200万円以上 : 0.17%
・500万円以上 : 0.20%


1年最大0.18%、3年最大0.20%という金利水準はまずまずではあるもののそのためには500万円以上必要で、50万円だと1年0.10%、3年0.12%ということになります。正直・・・やや物足りない金利水準ですね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.3」。真ん中が3つ★なのでそれを上回るまずまずの評価ということになります。

思ったより評価が高かったですね。「面白そうな商品」という理解を得られたのでしょうか?

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月29日まで。

>>>新生銀行の「新生パワートラスト(金銭信託)」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=266

前回のコラム:「新生銀行:新生パワートラスト1年0.18%」

今回は、SBJ銀行の「ミリオくん、ミリオくん2」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元でも+0.055%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇しませんでしたからね・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、1月は「冬の定期預金キャンペーン期間」といえるわけで魅力的な定期預金金利を提供している銀行が散見されますが、そうした銀行の1つがSBJ銀行です。

韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行ですが、通常金利はこのようになっています。

■SBJ銀行「円定期預金」

・1年:0.15%
・2年:0.20%
・3年:0.25%
・5年:0.30%


これだけでもかなりの好金利ですが、新規口座開設者には上限100万円ながら、更なる金利優遇プランが用意されています。その「ミリオくん・ミリオくん2」を利用すると金利はこのようになります。

■SBJ銀行「100万円上限定期預金<ミリオくん><ミリオくん2>」

・1年:0.20%

・2年:0.25%

0.20%0.25%という金利水準は今のところトップクラスですね。

また、「100万円超の資金」や、「既に口座を持っている」場合でも上記の通り0.15%~0.30%通常金利が用意されていますので、満期後も継続して利用できそうですね。

この冬の最もお得な定期預金の1つであるのは間違いありませんので、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

ちなみにSBJ銀行は「」という頭文字がついているように、日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・住信SBIネット銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.30% ※インターネット支店、キャンペーン金利、6ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・静岡銀行 0.22% ※インターネット支店、キャンペーン金利
SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.18%
SBJ銀行 0.15%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%

やはりSBJ銀行の金利はトップレベルですね!

ではこの、新規客向けに100万円まで、円定期金利が1年0.20%、2年0.25%となる、SBJ銀行の「100万円上限定期預金<ミリオくん><ミリオくん2>」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・トップクラスの高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月5日まで。

>>>SBJ銀行「100万円上限定期預金<ミリオくん><ミリオくん2>」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】新規客向けに100万円まで、円定期金利が1年0.20%、2年0.25%となる、SBJ銀行の「100万円上限定期預金<ミリオくん><ミリオくん2>」。あなたの評価は?(投票は2月5日まで)  >>>投票はこちら

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