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楽天銀行:円定期3ヶ月0.11%、2年0.15%

執筆者: ginko (2018-1-19)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天銀行:円定期3ヶ月0.11%、2年0.15%」です。

先週の当欄でも触れたビットコインですが、今週はさらに急落し、現在129万円となっています。今度こそビットコインバブル崩壊の始まりのような気がするのですが、どうなのでしょうね?

筆者はバブルの熱量に心がソワソワするのが困るので早く落ち着いてくれないかな、というのが正直なところですが、しかしすでに100万人の方が投資しているとすれば影響はそれなりに大きそうです。

これだけ典型的で、分かりやすく、シンプルなバブルはなかなか無いと思いますので、その顛末を刮目していきたいと思います。

しかし筆者が相場を動かせるほどの資産を持っていれば・・・今のビットコインには絶対「売り」から入るでしょうね。ある程度下がればロスカットで加速度的に下がっていくわけですから。その点では今回の下げにも黒幕がいるのでしょうか!?



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行:円定期6ヶ月0.20%、1年0.20%を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%


6ヶ月0.20%、1年0.20%ということで・・・時期も金利水準も「恒例」となりつつありますが相対的には高水準です。

誰でも利用できるわけですから、積極的に検討されてはいかがでしょうか。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★なのでそれを上回るまずまず良い評価ということになります。

金利水準を考慮すれば妥当な評価ではないでしょうか。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月12日まで。

>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=293

前回のコラム:「SBJ銀行:円定期1年0.20%、2年0.25%」

今回は、楽天銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元でも+0.080%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇しませんでしたからね・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、1月は「冬の定期預金キャンペーン期間」といえるわけで魅力的な定期預金金利を提供している銀行が散見されますが、その1つが楽天銀行で今月も新たな「円定期預金特別金利キャンペーン」を実施していますね。

1月は全体的にはキャンペーンが終わっていくタイミングですが、あえてここからキャンペーンを開始するというのも楽天銀行らしいですね・・・。

もちろん運用機会というのは何もボーナスばかりとは限りませんので、逆張り的にキャンペーンを実施していくのは預金者だけでなく銀行にとってもメリットがあるのではないかと思います。

それはともかく、この楽天銀行円定期預金特別金利キャンペーンの気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金特別金利キャンペーン」

・3ヶ年:0.11%

・2年 :0.15%

つまり・・・タイミングも「逆張り」なら、「3ヶ月と2年」という預入期間もまた「逆張り」と言えそうです。

金利水準としてはまずまずですが、ただ2年ものはともかく今から3ヶ月の定期預金を組むと、半年後は4月でまたまた「閑散期」ですね。恐らくその時にはその時で何かのキャンペーンを実施しているのではないかと思いますが、もしキャンペーンが提供されていなければ普通預金を利用するのも手です。

楽天銀行の場合、楽天証券口座保有者向けサービスである「マネーブリッジ」を利用すれば普通預金の金利が0.10%にアップします。参考にしてみてください。

なおこの円定期預金特別金利キャンペーンの期間は2018年2月19日までとなっております。

ここでいつものように楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2018年3月期の中間決算では経常利益が113億円、当期利益が78億円となかなか堅調です。1年前と比較しても綺麗に増収増益です。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・住信SBIネット銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.30% ※インターネット支店、キャンペーン金利、6ヶ月
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・静岡銀行 0.22% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.18%
楽天銀行 0.15% ※キャンペーン金利、2年
・SBJ銀行 0.15%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
楽天銀行 0.11% ※キャンペーン金利、3ヶ月
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%

楽天銀行の金利はやはりまずまずの水準ですね。

ではこの、3ヶ月ものが0.11%、2年ものが0.15%となる、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であること、またあえてこのタイミングで新たなキャンペーンを開始している点を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月19日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】3ヶ月ものが0.11%、2年ものが0.15%となる、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は2月19日まで)  >>>投票はこちら

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