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マネックス証券:個人向け国債変動0.06%

執筆者: ginko (2018-02-09)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:個人向け国債変動0.06%」です。

別のコラムでも触れたように世界的に株価の急落が続いていますね。今回の世界同時株安の震源地となっているアメリカの株価は6日・7日と2日連続で上昇し、いよいよ調整局面が終了したかと思ったら、昨日は再びドスンと下げました。それを受けて日本の株価も今日は大きく下げていますね。

投資家としては何とも落ち着かない週末になってしまいましたが、ただ下記NYダウのチャートを見ると、昨年は21,000ドル前後で推移していたわけで、いきなり26,000ドルを超える水準まで上昇したことの方が異常だったのでしょうね。

現時点では24,000ドル程度まで下がっているわけですが、仮にもうあと2,000ドル下がったとしても株価水準としては「高値」と言えそうです。

しかしアメリカの金利上昇に世界の株式市場がここまで反応するとは・・・「緩和マネー」の存在感を却って感じます。金融正常化に向けての「終わりの始まり」ですね。今回の株価下落は早晩収束するものとは思いますが。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げました。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない

・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そういった制約がある代わりに金利が高いというわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.40%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.35% → 延長された場合10年目/0.75%


これまでの回号と比較すると、結構金利を引き上げてきましたね!市場金利も定期預金金利も低迷している現状では「相対的に魅力が増している」と感じる方も多そうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★なのでちょうど真ん中ということですね。

金利水準は悪くないと思いますが運用期間や上記制約を考えれば・・・こんなものですかね?

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月2日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=307

前回のコラム:「住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ最大0.75%」

今回は、マネックス証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.070%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、先週は金利が0.1%に近づいたタイミングで「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして2月となり、定期預金キャンペーンとしては徐々に「閑散期」に入ってきているわけですが、そうした時に候補に上がってくるのが個人向け国債かもしれません。

個人向け国債の特長をご案内すると、まず指摘できるのはこの点です。

・制度設計上、いくら長期金利がマイナスになっても0.05%以下にはならない。

つまり預けっぱなしにしておいても金利がマイナスになる懸念がないわけで、これは一定の魅力だと言えます。実際のところ「マイナス金利時代の運用方法」として、FPなどの専門家がこの「個人向け国債」を推奨しておりますが、その理由はそういうことなのですね。

加えて変動金利である「変動10」を選べば、こうしたメリットもあります。

・市場金利が上昇すればダイレクトに運用利回りも上昇する。

仮に世の中の金利が上昇すればそれに連動して利回りが上昇していくということです。金利が上昇するのは一体いつになるのかは分かりませんが、万が一そうした状況になっても悔しい思いをしなくてすむのはメリットです。

と言うことで気になる今月の金利はと言うと以下の通りです。

■個人向け国債

・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.06%


いずれも金利の「下限」である0.05%近辺に張り付いています・・・いやはや。

ただ裏返せば「本当はもっと低いはずなのに、0.05%近辺にとどまっているから、旨味がある」というポジティブな見方もできるかもしれません。

加えて変動10年タイプの金利は先月の0.05%から0.06%へほんの少し上昇しています。これは上記の通り先週長期金利が一時0.10%近くまで上昇したからですね。

あくまで一時的なもので、来月には再び0.05%に戻るのではないかと思いますが、今月金利改定を迎える過去の変動10年タイプの金利も一斉に0.05%から0.06%に引き上げられるわけで、久々に変動金利タイプのメリットを実感できそうです。

なお、「変動10年タイプ」は上記の通り金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。ペナルティは平たく言えば「過去1年分の利息を放棄すること」ですね。

また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。

ではこの、変動金利タイプの金利が0.06%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月9日まで。

>>>マネックス証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】変動金利タイプの金利が0.06%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は3月9日まで)  >>>投票はこちら

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