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SBJ銀行:1週間定期0.10%

執筆者: ginko (2018-03-02)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBJ銀行:1週間定期0.10%」です。

昨日もアメリカ株が下落したようですね。今度は米中貿易摩擦への懸念が原因とのことですが、何となく後付けの気もします。単に「しっかりとした調整局面に入った」ということなのではないでしょうか?

「上がっていたものがいつか下がり始める」のは株式相場の常ですが、誰がコントロールしているわけでもないのにちゃんとスピード調整できるというのは一歩引けば見事なシステムです。ちょうど「半値戻し」ですしね・・・。

筆者は現状はほとんど投資していないのでそんな呑気なことが言っていられるのでしょうけれど(汗)。

「好景気なのに株安」という居心地の悪い状況が続いておりますが、しっかりスピードダウンするにはまだ時間がかかるのかもしれませんね。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行のイオンカードセレクト普通預金金利上乗せを取り上げました。

イオン銀行と言えば、「インストアブランチ」と呼ばれるイオンショッピングセンター内の店舗が最大の特徴です。つまりイオン銀行の顧客の大部分はイオンショッピングセンターの顧客であり、その点では実需としてもこのキャッシュカード+クレジットカード+電子マネーである「イオンカードセレクト」の人気は高いのではないかと思いますが、気になる優遇金利はこのようになっています。

■イオン銀行「イオンカードセレクトのおトクな特典」

・普通預金 : 金利上乗せ後0.10%


普通預金0.10%ということですから、今の金利水準からすればもはや「破格」と言って良いですね。

なお、この特典の最大の注意事項は当たり前ですが「イオンカードセレクト会員のみであるという点です。イオンの買い物客はともかくとして、普段イオンを利用せず、また筆者もそうですが「もうカードはこれ以上いらない」という方々にとっては結構な障壁となりそうです。

しかしながらイオンカードは年会費無料ですし、この金利優遇は金利水準はともかくとして仕組みとしては恒常的に提供されていくと思いますので「金利優遇を利用するためのメンバーズカードのようなもの」と割り切ればより気軽に利用できるかもしれません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.8」。真ん中が3つ★なのでそれを下回るやや残念な評価ということですね。

金利は悪くないと思いますが、クレジットカードはもういらないということでしょうか・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月23日まで。

>>>イオン銀行の「イオンカードセレクトのおトクな特典」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=321

前回のコラム:「イオン銀行:普通預金0.10%」

今回は、SBJ銀行の1週間定期預金「なのかちゃん」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.035%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングで「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして3月となり、定期預金キャンペーンとしては徐々に「閑散期」に入ってきているわけですが、そうした時に候補に上がってくるのが「期間の短い預金でしばらく様子を見る」という戦略かもしれません。

しばらく普通預金か何かに預けておいて、もう少し良い金利の定期預金が出てくるのを待つということですね。そうした方にお勧めできる預金の1つが、韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」です。

ネーミングのセンスはともかくとして、文字通り満期が1週間後に来る定期預金です。気になる金利はこのようになっています。

■SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」

・1週間:年0.10%


預入期間は1週間なのに年利0.1%ということで・・・好金利ですね!いまどき1年もの定期預金でもなかなか0.1%に届きませんので、1週間でこの金利というのはかなり魅力的です。

メガバンクの普通預金が0.001%ということを考えれば100倍の金利ということになります。積極的ですね。

また、満期が1週間ごとに来るので利便性も高いですね。中途解約は原則としてできないようですが。普通預金にお金を眠らせている方は検討してみてよさそうです。

さらにいくら利率が高くても、最後引き出すときにATM手数料や振込手数料がかかるとその大半が消えてしまう悲しい結果もありえるわけですが、SBJ銀行はインターネットでの振込手数料が月7回まで無料ということですのでうれしい配慮と言えますね!

ちなみにSBJ銀行は他の定期預金も高水準で、金利はこのようになっています。

■SBJ銀行「円定期預金」

・1年:0.15%
・3年:0.25%
・5年:0.30%


これだけでもかなりの好金利ですが、新規口座開設者には上限100万円ながら、更なる金利優遇プランが用意されています。その「ミリオくん」「ミリオくん2」を利用すると金利はこのようになります。

■SBJ銀行「ミリオくん」「ミリオくん2」

・1年:0.20%

・2年:0.25%

金利水準としてはお得ですね!ほとんどの方はSBJ銀行の口座をお持ちではないと思いますのでご興味がある方はご活用ください。

ちなみにSBJ銀行自体は日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。

ピョンチャンオリンピックが終わって「嫌韓感情」も変わってきたでしょうか・・・。

ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。

■普通預金~2週間預金金利比較

SBJ銀行 0.10% ※1週間満期
・イオン銀行 0.10% ※イオンカードセレクト保有の場合
・あおぞら銀行 0.10% ※インターネット支店限定
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・オリックス銀行 0.05% ※2週間満期
・東京スター銀行 0.05% ※1週間満期
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.01%
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%


やはりメガバンクの普通預金などと比較すればはるかに好金利ですね。

ではこの1週間0.10%となる、SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は4月2日まで。

>>>SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1週間0.10%となる、SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」。あなたの評価は?(投票は4月2日まで)  >>>投票はこちら

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