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銀行キャンペーンを斬る!

楽天銀行:円定期1年0.12%

執筆者: ginko (2018-03-30)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天銀行:円定期1年0.12%」です。

北朝鮮をめぐってはまず4月に南北首脳会談、そして5月に米朝首脳会談が開催されることとなり、外交戦略が急速に動き始めているわけですが、それに先立ち今週は金正恩氏の電撃的な訪中と、中朝首脳会談が行われました。

度重なる経済制裁で北朝鮮がそれだけ困っているという見方もできますし、トランプ政権内での穏健派の閣僚が次々と更迭されていることから北朝鮮側の危機感が高まっているという見方もできるのでしょうけれど、国際社会として大切なことは今の圧力を維持・強化することですね。

北朝鮮がICBM完成までの時間稼ぎを狙っている可能性は十分あります。というかそれしかない気もしますね。何度もご案内しているように北朝鮮が核ミサイルを放棄する可能性は限りなくゼロだと思います。

しかしそのように半島情勢が重大局面を迎えている中で、国内では相変わらず「森友問題」にかかりっきりで、麻生財務相が「森友のほうがTPPより重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」とうそぶきたくなる気持ちは分かります。

問題は麻生財務相がその森友問題の責任者である点ですね・・・いやはや(苦笑)。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「プレミアムサービス」を取り上げました。中身はこうなります。

・プレミアムサービスの特典

1.日経Deep Oceanによる金融・経済分野の情報提供

2.Visaデビットカードポイント還元率+0.4%(通常0.6%から1.0%にアップ)

3.ミライノ カード実質還元率+0.4%

4.ロボアドバイザー手数料の20%相当還元

・サービス開始時期 : 2018年6月(予定)

・利用料 : 月額540円(税込)

何と月額利用料を徴収して、追加サービスを提供するという中身ですね!優良顧客をさらに優遇すると言ったものではなく、非常にユニークで大変面白い取り組みだと思います。

ただ問題は当然のことながら、プレミアムサービスの特典が月額540円の利用料に見合うのか、ということになります。関係者の方々には申し訳ないですが、筆者が月540円を払ってこのプレミアムサービスを利用することはなさそうです。「年540円」なら少しは検討の余地があるかもしれませんが・・・。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「1.4」。最低が1つ★なのでそれに肉薄する低い評価ということですね。

面白い取り組みだとは思いますが、ぜひ特典を拡充していってほしいと思います。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月23日まで。

>>>住信SBIネット銀行の「プレミアムサービス」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=342

前回のコラム:「住信SBIネット銀行:プレミアムサービス」

今回は、楽天銀行の「円定期預金 春の新生活応援キャンペーン」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.035%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、3月は「定期預金キャンペーン閑散期」といえるわけでほとんどの定期預金キャンペーンが終了していますが、そうした中楽天銀行が今月も新たな「円定期預金特別金利キャンペーン」を実施していますね。

あえて閑散期にキャンペーンを続けるというのも楽天銀行らしいですね・・・。

もちろん運用機会というのは何もボーナスばかりとは限りませんので、逆張り的にキャンペーンを実施していくのは預金者だけでなく銀行にとってもメリットがあるのではないかと思います。

それはともかく、この楽天銀行の「円定期預金 春の新生活応援キャンペーン」の気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金 春の新生活応援キャンペーン

・1年 :0.12%

今回は「王道」とも言える1年もの定期預金が対象ですね!ただし金利水準はいつものことではありますが、0.12%やや物足りない水準と言えます。

楽天銀行の場合、楽天証券口座保有者向けサービスである「マネーブリッジ」を利用すれば普通預金の金利が0.10%にアップしますので尚更ですね。定期預金にこだわるのかどうかじっくりご検討いただければと思います。

なおこの春の新生活応援キャンペーンの期間は2018年4月19日までとなっております。

ここでいつものように楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2018年3月期の第3四半期決算では経常利益が174億円、当期利益が120億円となかなか堅調です。1年前と比較しても綺麗に増収増益です。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.50% ※インターネット支店、新規顧客向け、3ヶ月
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.20% ※インターネット支店
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.15%
・SBJ銀行 0.15%
楽天銀行 0.12% ※キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.05%
・ソニー銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%

楽天銀行の金利はやはりやや物足りない水準と言えそうです。

ではこの、1年もの円定期が0.12%となる、楽天銀行の「円定期預金 春の新生活応援キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいですかね。投票は4月30日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金 春の新生活応援キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年もの円定期が0.12%となる、楽天銀行の「円定期預金 春の新生活応援キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は4月30日まで) >>>投票はこちら

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