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じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期3ヶ月0.50%

執筆者: ginko (2018-05-04)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期3ヶ月0.50%」です。

シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資資金の大半を融資してきたスルガ銀行が、その破綻処理に揺れていますね。

本来、不動産融資は物件の担保価値の8割や9割、がんばっても10割かと思いますので、仮に債務者が返済困難になっても担保物件の売却であらかた回収できるということかと思います。

「銀行は損しない」と揶揄された所以ですね。もちろん貸付金は基本的に銀行のお金ではなく預金者のお金ですから、その保全に最善の注意を払うのは当然ですが。

仮に8割回収できるのであれば、平均1億円とも言われる投資額も残り2,000万円となり、投資家は高所得サラリーマンが中心のようですから、サラリーの中から数年かけて返済することは可能ではないかと思います。

では実際のこのシェアハウスの担保価値はと言うと今朝の報道によれば・・・融資総額1,200億円に対して「400億円規模」ということですね!マジですか・・・。3分の1しかカバーされていないということです!

今回の事案におけるスルガ銀行の責任がどれくらいかは分かりませんが、少なくともこの「担保カバー率3分の1」という状態については100%、スルガ銀行の責任ですね。担保価値は客観的なデータから求められますので騙される余地がないからです。

それはともかく、投資家からするとシェアハウスビジネスを諦め清算しようとしても、仮に1億円投資していたのだとすると平均して6,600万円の「安くないローン」が残ることになります。

「不動産投資とはそう言うもの」という冷めた見方もあるかもしれませんが、投資家の気持ちに立つと切ない状況ですね・・・。




さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げました。アップ後の金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期「夏金利!キャンペーン」

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2018年5月1日からの金利、税引き前

実際に金利がアップしたのは1年ものだけですが、やはりその1年0.25%の金利が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.8」。最高が5つ★なので・・・めちゃくちゃ高評価ですね!

0.25%という金利水準もさることながら、早めに金利アップしてきた点も評価されているのかもしれませんね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月27日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=366

前回のコラム:「あおぞら銀行:円定期1年0.25%」

今回は、じぶん銀行(現auじぶん銀行)のデビュー応援プログラムを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.045%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りましてちょっとタイミングを逸しつつありますが(汗)、新年度ということで新しく口座を開設しようとされている方もおられるかもしれません。銀行口座を選ぶ理由は様々ですが、どうせ口座開設するなら何かの「特典」がほしいですね。

そうした方々にお勧めできるのがじぶん銀行(現auじぶん銀行)の「デビュー応援プログラム」です。

ご存知の通りじぶん銀行(現auじぶん銀行)は三菱UFJ銀行とKDDIという日本を代表する企業の子会社であり、経営基盤は磐石ですね。

おそらくそうしたことも、このような継続的なプログラムを通じて積極的に顧客を獲得しようとしている背景なのでしょうね。その気になる金利はと言うと・・・

■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「新規限定デビュー応援プログラム」

・3ヶ月 : 通常金利0.04% + 特別金利0.46% = 0.50%


高金利の定期預金であっても0.2%台に沈む昨今の金利環境を考えると、期間3ヶ月&新規顧客限定とはいえ、0.50%という金利水準は相対的にかなり魅力的ですね!

また、「夏のボーナスフェア2017」に合わせての実施でしたので早期に終了するかと思いきや、そのまま約1年継続して提供されている点も好感が持てます。

残念ながら満期を迎える3ヶ月後に同じような金利を得られるわけではありませんが、3ヶ月後と言えば夏の定期預金キャンペーンが実施されている時期ですので、預け替えも視野に入れればおそらく運用に困ることはないのではないかと思います。

なお、金利以外のメリットに目を向けると、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の定期預金の利点は1円から設定できる点です。もちろん元本が1円だと永遠に利息がつかないことになりますが、これから貯金を始めようという方にもやさしい商品性と言えそうです。

また、ユーザーの皆さんの中には、三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方も多いと思いますが、上記の通り三菱UFJ銀行はじぶん銀行(現auじぶん銀行)の親会社であるということもあって、じぶん銀行(現auじぶん銀行)と三菱UFJ銀行の口座間の振込手数料は無料ですね。

三菱UFJ銀行の口座が給与振込口座の場合は、毎月余ったお金をこまめにじぶん銀行(現auじぶん銀行)に振り替えることで、より着実に貯金を増やすこともできそうです。

顧客優遇制度である「じぶんプラス」を利用すれば残高ゼロでもATM手数料が月2回無料となる点もメリットに加えてもいいかもしれません。残高が50万円を超えてくると振込手数料も一部無料になってきます。

ではここで、主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.15%
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはり、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の新規客向け金利は期間3ヶ月とはいえ相応に高金利ですね。

ではこの、新規顧客は3ヶ月もの金利が0.50%となる、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「デビュー応援プログラム」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月4日まで。

>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「新規限定デビュー応援プログラム」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】新規顧客は3ヶ月もの金利が0.50%となる、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「デビュー応援プログラム」。あなたの評価は?(投票は6月4日まで)  >>>投票はこちら

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