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静岡銀行:円定期1年0.18%

執筆者: ginko (2018-06-01)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「静岡銀行:円定期1年0.18%」です。

もう何度も書いていますが、スルガ銀行のシェアハウス融資問題。今朝もYahooニュースで以下のようなコメントが紹介されていました。

「スルガ銀行が今回の詐欺的スキームに関与していた、共謀していたということが明らかになってくれば、被害者救済の道が見えてくるんじゃないか」(被害者を支援する弁護士)

「通帳が改ざんされなければ、ローン審査は通らなかった」(シェアハウスオーナー)

・・・いつものように全く意味が分からないですね。結局、これらの融資が焦げ付いて最も損失を被っているのはスルガ銀行です。一体誰がわざわざ「不正」をしてまで危険な融資に応じると言うのでしょうか。銀行として審査基準を意図的に甘くすることに「経済合理性」が全くないと言う点を気が付くメディアはないんですかねぇ。

誰でも分かるように、返ってこないかもしれない案件に貸し出しをするメリットはゼロです。メリットがゼロのところを貸してくれたわけですから、シェアハウスオーナーはスルガ銀行に感謝しこそすれ、糾弾するなど逆ギレもいいところですね。「何でローン審査を通したんだ!」と非難するとでも言うのでしょうか・・・実際、そう主張しているようですが(苦笑)。

オーナーの方々の辛い状況は同情しますし、持続不可能なビジネススキームを喧伝した運営会社の罪は重いですが、しかしサブリース契約を盲目的に信じ、物件単体の投資利回りをチェックしなかった責任はオーナーにあります。スルガ銀行に責任転嫁することはできません。

もちろん、「スルガ銀行の行員」が「スルガ銀行」に対して不正を行ったという点で責められるべきであることに加え、スルガ銀行も不正を行ったのは社員なわけですから一定の監督責任があったという話なら分かりますが、しかしそれでもそうした「不正」の恩恵を受けたのはオーナーの方々ですからね!むしろスルガ銀行がオーナーを訴える筋合いのものに見えます・・・。

個人的にはしつこくこの「不正融資」の顛末をwatchしたいと思います。




さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のソフトバンク社債を取り上げました。気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、ソフトバンク社債

・ソフトバンクグループ株式会社第53回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

利率(仮条件) : 1.25%~1.85%
償還日 : 2024/6/14(約6年)


仮条件ということもあって「1.25%~1.85%」ということになっています。1.25%と1.85%ではエライ違いですが、これまでは大体その真ん中あたりで決まっていますので恐らく1.6%前後になるのではないかと思います。

仮に1.6%前後であれば、少なくとも利率としてはかなり高いですね!約6年という期間も含めて魅力的に感じる方は少なくなさそうです。

条件決定日は6月6日のようですので気になる方はチェックしてみてください。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.4」。真ん中が3つ★なので、それを上回るまずまずの評価です。

ただ実際の評価は最高の5つ★から最低の1つ★まで幅広く分散しています。ソフトバンクに投資するリスクが定まっていないということなのでしょうね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月25日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンク社債について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=384

前回のコラム:「SBI証券:ソフトバンク社債約1.6%」

今回は、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「ウルトラ金利」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.030%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、6月となり、徐々に夏のボーナスシーズンを見越した金利キャンペーンの動きが出てきました。そうした銀行の1つが静岡銀行ですね。

静岡銀行はその名の通り日本経済の要の地域の1つである静岡県を本拠に置き、地方銀行の中でベスト3に入る業容を誇っています。つまり静岡だけでなく、日本を代表する地方銀行とも言えます。

その地方銀行の雄である静岡銀行のインターネット支店では、夏と冬とで積極的な定期預金キャンペーンを実施するのが慣わしとなっているわけですが、気になるこの夏の「ウルトラ金利」はこのようになっております。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」

<口座保有客向け>

・1年 : 0.18%

1年0.18%ということでまずまずの金利水準ですね。ただこの前の冬の金利が1年0.22%だった点を踏まえれば、これまでのような爆発的な人気というのはなさそうです。

なお一般的な定期預金キャンペーンと異なり注意が必要なのは、この静岡銀行インターネット支店のキャンペーンはいつも募集上限金額を設定していて、今回は

・口座保有客向け : 1,200億円

となっています。金利水準を考慮すればあまり神経質になる必要はなさそうですが、8月31日までというキャンペーン期間を考慮して余裕をもって申込いただければと思います。

なお新規に口座を開設する方には恒常的に以下の金利が提供されています。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「新規口座開設応援プログラム」

<新規口座開設客向け>

・3ヶ月 : 0.50%

まずはこちらを利用した方が良さそうですね。残念ながら満期を迎える3ヶ月後には上記「ウルトラ金利」キャンペーンは終了していますが、12月にはまた新たなキャンペーンが始まっていると思いますので、少し間を空けての継続運用は可能だと思います。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

静岡銀行 0.50% ※インターネット支店、新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.40% ※新規顧客向け、上限100万円、キャンペーン金利
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.25% ※新規顧客向け、キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※キャンペーン金利
静岡銀行 0.18% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.15%
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはり静岡銀行の金利はトップクラスですね。

ではこの、口座保有客向けに1年0.18%となる、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「ウルトラ金利」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・魅力的なキャンペーンであることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月1日まで。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「ウルトラ金利」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】口座保有客向けに1年0.18%となる、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「ウルトラ金利」。あなたの評価は?(投票は7月1日まで)  >>>投票はこちら

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