ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:延長!円定期1年0.25%」です。
今朝のワールドカップのアルゼンチンvsクロアチアの試合はまさかの0-3という結果となりました。FIFAランキングで言うとアルゼンチンが5位なのに対して、クロアチアが20位ということですから番狂わせですね・・・。
ちなみにそのFIFAランキングですが、1位がドイツ、2位がブラジル、3位がベルギーなのに対して、出場国中最下位は70位のロシア、次は67位のサウジアラビア、そして61位の日本となっています。
しかし最下位のロシアは2連勝で決勝トーナメント進出を決めましたし、1位のドイツは初戦を落としました。
また個別の試合を見てみても、ランキングほどの差を感じないというのが正直なところです。記憶に残るところではポルトガルvsモロッコの試合も、スペインvsイランの試合も、デンマークvsオーストラリアの試合も、どちらが勝ってもおかしくない展開に見えました。
これがワールドカップの重圧なのか、それとも各国の力の差がなくなりつつあるのかは分かりませんが、引き続き日本代表には番狂わせを期待したいと思います。さすがにもう「開始早々のPK&退場」というプレゼントはないでしょうけれど・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「円定期特別金利キャンペーン」を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・
■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%
6ヶ月0.20%、1年0.20%ということで・・・時期も金利水準も「夏冬恒例」となりつつありますが相対的には高水準です。
足元の1年もの市場金利も0.030%という低水準ですからね。つまり上記金利は採算を度外視した好金利ということになります。その点でも、このキャンペーンに魅力を感じる方もおられるのではないかと思います。
誰でも利用できるわけですから、積極的に検討されてはいかがでしょうか。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.0」。最高が5つ★なのでかなり高い評価ですね!
ただ金利水準からすれば評価が高すぎる気もします。やはり住信SBIネット銀行自体の人気が底支えしたということでしょうか。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月15日まで。
>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=398
前回のコラム:「住信SBIネット銀行:円定期6ヶ月0.20%、1年0.20%」
今回は、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.030%ということでプラス水準を維持しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。
つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして、6月となり夏のボーナスシーズンに向けた金利キャンペーンの動きが出てきました。
そうした動きの1つと言えるのが、今回取り上げるあおぞら銀行の「夏金利!キャンペーン」です。
あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、インターネット支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。その「あおぞらネット定期」の、金利アップ後の金利はと言うと・・・
■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期「夏金利!キャンペーン」
・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%
※2018年6月22日現在、税引き前
実際に金利がアップしたのは1年ものだけですが、やはりその1年0.25%の金利が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。
加えてこのキャンペーンは従来「6月30日まで」だったところ、「7月31日まで」に延長されていますね!素晴らしい。
筆者の記憶する限り、最近のあおぞら銀行の定期預金キャンペーンは毎回延長されている気もしますが・・・。
なお足元の1年もの市場金利は「0.029%」とゼロが並ぶ低水準ですね!その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということになります。
またあおぞら銀行インターネット支店は普通預金の金利も良いですね。普通預金特別プログラムの気になる金利はこのようになっております。
■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム
・普通預金特別プログラム特別利率 : 年0.10% ※2018年6月22日現在、税引き前
メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「100倍」の金利、ということになりますね。なかなか魅力的です。
このプログラムの少しややこしい点は、店頭表示金利はメガバンクと同じ0.001%ですが、条件を満たせば上乗せ金利年0.099%がプラスされるという仕組みです。
その条件ですが、100万円以上の最終残高が必要とされるなど、細かなものがありますのでご利用前に詳細をご確認ください。
普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人は検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2018年3月期決算では、経常利益が580億円と好調を維持しています。前年同期が518億円ですので増益ということですね!すばらしい。
業績・信用面でも特に問題はなさそうです。
http://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2017/pdf/2017_4q_01_j.pdf
健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・住信SBIネット銀行 1.00% ※新規顧客向け、1ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.50% ※インターネット支店、新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.40% ※新規顧客向け、上限100万円、キャンペーン金利
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.25% ※新規顧客向け、キャンペーン金利
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・静岡銀行 0.18% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.15%
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
やはりあおぞら銀行の金利は1年ものの中ではトップクラスですね。
ではこの7月末まで延長された、6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店の「夏金利!キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・魅力的な金利水準であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月22日まで。
>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】7月末まで延長された、6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店の「夏金利!キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は7月22日まで)
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