執筆者: ginko (2018-08-17)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:個人向け国債変動0.09%」です。
今年は記録的な猛暑に加え、恐らく原因が同じであろう豪雨にも見舞われるという散々な夏となっていますね。昨年の長雨に泣かされたプール業界や海水浴業界にとっては追い風となっているのでしょうけれど・・・。
この猛暑は日本だけでなく世界各地で起きており、文字通り肌感覚で温暖化の進展を実感している人が多そうです。
筆者はもちろん温暖化は心配ではあるものの、「数度の違いは大したことないのでは?」「これまで人が住めなかったり農耕ができなかったところで定住や耕作ができるようになるのであればプラスの面もあるのでは?」「温暖化によって大気中の湿度が高まり砂漠化が止まったところもあるみたいだし。」と、不安感を煽るだけのネガティブキャンペーンには少し距離を感じていました。
しかし・・・数度の気温上昇の影響は大きいですね・・・反省です。
今朝の日経新聞によれば温暖化ガス排出による温暖化の「確信度」がついに95%以上になったようです!危機感が高まっているであろう今こそ、大胆に温暖化対策を進めるチャンスですね・・・って誰に言えばいいのか分かりませんが。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行インターネット支店の普通預金特別プログラムを取り上げました。あおぞら銀行といえば比較的高水準の定期預金金利が人気ですが、そのインターネット支店では普通預金の金利も良いということですね。気になる「8月10日まで」の金利はこのようになっておりました。
■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム
・普通預金特別プログラム特別利率 : 年0.10% ※2018年8月10日現在、税引き前
8月11日以降の金利が気になるところでしたが、無事に同じ条件で継続となっていますね。しかも今回は終了時期が明記されていないようですので尚更魅力が増したと言えそうです。
メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「100倍」の金利、ということになりますね。
このプログラムの少しややこしい点は、店頭表示金利はメガバンクと同じ0.001%ですが、条件を満たせば上乗せ金利年0.099%がプラスされるという仕組みです。その条件としては100万円以上の最終残高が必要とされるなど細かなものがありますので、ご利用前に詳細をご確認ください。
>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.0」。最高が5つ★ですのでかなり良い評価ですね。
やはり使い勝手の良い普通預金で0.1%というのは貴重ということなのでしょう。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月10日まで。
>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=436
前回のコラム:「あおぞら銀行:延長!普通預金特別利率0.10%?」
今回は、マネックス証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復し、現在に至っています。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利はこれまでの「-0.1%~+0.1%」というレンジから「-0.2%~+0.2%」というレンジ内の動きへと変わってくるとは思いますが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。本日の長期金利も変動幅拡大前と比べて多少上昇したとは言え「0.100%」と低位にとどまっています。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして8月も後半に入り、定期預金キャンペーンとしては徐々に「閑散期」に入ってきているわけですが、そうした時に候補に上がってくるのが個人向け国債かもしれません。
個人向け国債の特長をご案内すると、まず指摘できるのはこの点です。
・制度設計上、いくら長期金利がマイナスになっても0.05%以下にはならない。
つまり預けっぱなしにしておいても金利がマイナスになる懸念がないわけで、これは一定の魅力だと言えます。実際のところ「マイナス金利時代の運用方法」として、FPなどの専門家がこの「個人向け国債」を推奨しておりますが、その理由はそういうことなのですね。
加えて変動金利である「変動10」を選べば、こうしたメリットもあります。
・市場金利が上昇すればダイレクトに運用利回りも上昇する。
仮に世の中の金利が上昇すればそれに連動して利回りが上昇していくということです。金利が本格的に上昇するのは一体いつになるのかは分かりませんが、万が一そうした状況になっても悔しい思いをしなくてすむのはメリットです。
と言うことで気になる今月の金利はと言うと以下の通りです。
■個人向け国債
・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.09%
変動10年タイプの金利は先月来の長期金利の上昇傾向を受けて、これまでの0.05%=つまり下限金利から0.09%へ上昇しています!
長期金利が今の水準で推移すると来月には再び0.06~0.07%程度に低下しそうですが、それはともかく今月金利改定を迎える過去の変動10年タイプの金利も一斉に0.09%に引き上げられるわけで、久々に変動金利タイプのメリットを実感できそうです。
なお、「変動10年タイプ」は上記の通り金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。ペナルティは平たく言えば「過去1年分の利息を放棄すること」ですね。
また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。
ではこの、変動金利タイプの金利が0.09%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は9月17日まで。
>>>マネックス証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】変動金利タイプの金利が0.09%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は9月17日まで)
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