ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「イオン銀行:Myステージ普通預金最大0.15%」です。
イギリスのEU離脱が半年延期になりましたね。とりあえず「合意なき離脱」が避けられたのは良かったです。
イギリス政府とEUが「合意なき離脱は避ける」という点で一致している限り、今後のシナリオは
・延期が続く
・イギリス議会が離脱案を承認する
のどちらかかと思います。これまでのイギリス議会での投票では徐々に反対票が減っていますので、
・再延期があるかもしれないが、そのうちイギリス議会が離脱案を承認し、合意ある離脱に向かう
というのがメインシナリオになりそうですね。
歴史的な政治決断は、歴史的なすったもんだとなっておりますが、素人目に見ても民主主義について色々考えさせられます。平たく言えば「民主主義は何かと時間がかかる」ということなのでしょう。
しかし他に選択肢はない以上、我々民主主義国家の国民は辛抱強くならないといけない、ということですね・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のソフトバンクグループ社債を取り上げました。気になる金利はと言うと以下の通りです。
■SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債
・ソフトバンクグループ株式会社第55回無担保社債
利率 : 1.64%
償還日 : 2025/4/25(約6年)
気になる利率ですが、本日1.64%に決まったようですね。約6年という期間も含めて魅力的に感じる方は少なくなさそうです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.3」。真ん中が3つ★ですのでまずまずの評価ですね。
個人的にはもう少し評価が高くてもいいのかなと思う一方で、「5つ★評価の人もいれば1つ★の評価もいる」という結果は、この社債のリスクを考えれば正しい気がします。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月5日まで。
>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=617
前回のコラム:「SBI証券:ソフトバンクG社債約1.6%」
今回は、イオン銀行の「イオン銀行Myステージ」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。加えて最近のアメリカの金利低下を受けて、一時は上昇した長期金利もだいぶ下がっています。本日の長期金利は「-0.055%」とマイナス水準です・・・。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして4月となり、定期預金キャンペーンとしては「閑散期」に入ってきているわけですが、そうした時に候補に上がってくるのが「期間の短い預金でしばらく様子を見る」という戦略ですね。
しばらく普通預金か何かに預けておいて、もう少し良い金利の定期預金が出てくるのを待つということです。少なくとも夏まで待てば次の定期預金キャンペーンシーズンを迎えることになります。
そのようなニーズをお持ちの方にお勧めできる預金の1つが、イオン銀行の顧客優遇制度である「イオン銀行Myステージ」を利用した普通預金の金利優遇です。
気になる優遇内容はこのように紹介されています。
まず普通預金の金利優遇は0.03%~0.15%となっており、仮に0.15%が適用されれば最高水準ですね!
ただ一方で勘のいい読者の方はお気づきの通り、従来は0.05%~0.12%でしたので優遇内容が変更になりました。というわけでステージ別の金利優遇はこのように変化しています。
・ブロンズ:0.05%→0.03%
・シルバー:0.10%→0.05%
・ゴールド:0.10%→0.10%
・プラチナ:0.12%→0.15%
確かにプラチナステージの金利が0.15%にアップした一方で、比較的達成しやすかったシルバーステージが0.05%に下がったということは・・・残念ながら「改悪」と言えそうです。
他方で顧客優遇制度に不可欠な
・ATM手数料無料回数
・振り込み手数料無料回数
については今回は変更なく、それぞれ「1回~5回」「0回~5回」ということでこちらは魅力を維持しています。
では具体的にどのような取引内容でステージが決まるのかということですが、ベースとなる「イオン銀行スコア」は以下のような配点となっています。
まず簡単にクリアできるものをピックアップしていくと以下が挙げられます。
・イオンカードセレクトまたはキャッシュ+デビット、イオンデビットカードの契約 : 10点
・インターネットバンキングの登録 : 30点
これで40点ですね。ただまだ最下層のブロンズです。
そうしたわけでもう少しがんばってみるとこれらを加えられそうです。
・イオンカード利用代金の引き落とし : 10点~100点
・WAONの利用金額 : 10点~100点
・WAONオートチャージの利用 : 10点
ただイオンカードもWAONも必要最低限しか使わないとするといずれも10点ずつとなり、全体では70点ということになります。結果は「シルバーステージ」ですね。その優遇内容はこうなります。
1.普通預金金利 : 年0.05%
2.ATM手数料無料回数 : 月2回
3.振り込み手数料無料回数 : 月1回
ちょっともの足りない気もしますね。今回、普通預金の優遇金利が0.05%に引き下げられたのが痛いです。
ちなみにその上の「ゴールドステージ」を狙うとすると100点が必要で、あと30点をどこでクリアするかが問題になってきます。
筆者なら・・・投信を買って残高を維持しておきますかね。30点には残高200万円が必要になってきます。
やはり「儲からない客には優遇はやらん」ということですかね・・・ある意味当然ですが。
では、ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。
■普通預金~2週間預金金利比較
・イオン銀行 0.15% ※Myステージプラチナ
・GMOあおぞらネット銀行 0.11% ※証券コネクト口座
・イオン銀行 0.10% ※Myステージゴールド
・あおぞら銀行 0.10% ※インターネット支店限定
・オリックス銀行 0.10% ※2週間満期
・SBJ銀行 0.10% ※1週間満期
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・イオン銀行 0.05% ※Myステージシルバー
・東京スター銀行 0.05% ※1週間満期
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.01%
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%
やはりイオン銀行の魅力は「ステージ次第」ということですね。
ではこの、普通預金の金利が最大0.15%となるイオン銀行の「イオン銀行Myステージ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・今回の改悪を受けて「★★★★」としておきます。投票は5月12日まで。
>>>イオン銀行の「イオン銀行Myステージ」について詳しくはこちらから
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