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SBI証券:SBI債2年0.43%

執筆者: ginko (2019-05-24)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:SBI債2年0.43%」です。

全然決着しないブレグジット問題ですが、今度はメイ首相が2度目の国民投票の実施を検討し始めたことを背景に辞任要求が高まっているようです。

個人的にはイギリス国民がどう考えているのかぜひとも知りたいところですが、ますます分断が深まるのでしょうし、危険な毒饅頭ですね。

今のところ誰が首相になっても、EUと議会と国民が納得する離脱案を策定するのは不可能です。とするとこのまま、なし崩し的に「無期限延期」にしてしまうのが現実的な気がしますね。

あえて国民投票をして国民同士で殴り合う必要はないと思うのですが、そうした「なし崩し」「玉虫色」「時間が解決」的な方策を次善策だと考えてしまうのは我々日本人だけですかね?

同じ島国のイギリス人がどういう選択をするのか興味深いところです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の「ためま初夏!特別金利キャンペーン」を取り上げました。上限100万円ながら「ミリオくん」「ミリオくん2」の金利がアップしておりこうなっています。

■SBJ銀行「ためま初夏!特別金利キャンペーン」

<ミリオくん>

1年:0.35%

<ミリオくん2>

2年:0.40%

上限100万円とは言え0.35%&0.40%ということで・・・信じられないくらい高金利です!すばらしい。「広告宣伝目的」ということなのでしょう。既に口座を持っている人でも利用できるのがいいですね。

なお「100万円超」の資金の受け皿としては、以下のような金利も同時に用意されています。

■SBJ銀行「ためま初夏!特別金利キャンペーン」

<スーパー定期、大口定期>

3年:0.35%

こちらもかなりの高金利なわけですが、上記の通り「ミリオくん」「ミリオくん2」の上限が100万円であることを勘案すれば、この3年0.35%というのが今回の「ためま初夏!特別金利キャンペーン」の本命ということになるのかもしれませんね。

7月19日までの期間限定となっていますので、興味を持たれた方は早めに口座開設された方が良さそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★ですので、割と良い評価ということですね。

ただ金利水準を考えるともう少し良い評価でもいいと思いますが・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月17日まで。

>>>SBJ銀行の「ためま初夏!特別金利キャンペーン」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=646

前回のコラム:「SBJ銀行:円定期1年0.35%、2年0.40%」

今回は、SBI証券のSBI債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。加えて最近は世界的な金利低下傾向を受けて、一時は上昇した長期金利もだいぶ下がっています。本日の長期金利は「-0.070%」と再びマイナス水準です・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づいてきていることもあってか、金利アップの動きが出始めていますね。

そうしたボーナス資金を当てこんだ動きの1つと言えるのが、数年ぶりに取り上げるSBI証券SBI債です。要はSBI証券の発行する社債ですね。

社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBI債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第39回SBI債

・2年:0.43%


期間2年で0.43%ということですから、前回取り上げた時の0.48%から少し下がりましたがそれでも高金利ですね!また、2年後にSBI証券の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良企業から一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースは0ではありませんし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性があります。

過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。SBI証券の格付けもR&Iの評価で「BBB+」ということですから、投資できるギリギリの水準ですしね。

とは言いながら、この金利はやはり相場よりは高いとは思います。

加えて今回も「先着順」というのも良いですね!買いたい方はお急ぎください。

残念ながら興味はあるけれども間に合わないという方は、口座を開設し、購入用の資金を準備した上で「次回」を待っていただければと思います。

ちなみにSBI証券の業績はどうなっているかと言うと、2018年3月期決算は374億円の黒字決算となっています!巨額ですね・・・ただ既に終了した2019年3月期決算はまだ発表されていないようです。

マーケット状況を考えると前年と比較すれば厳しい結果になったのではないかと思いますが果たしてどうなったのでしょうか。

引き続き着実に利益を稼いでこのSBI債のような形で顧客還元が図られることを祈りたいと思います。

ではこの、SBI証券の発行する社債である2年0.48%の「SBI債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、高金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。先着順というのもいいです。投票は6月24日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


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