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オリックス銀行:円定期1年0.20%、5年0.35%

執筆者: ginko (2019-06-07)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期1年0.20%、5年0.35%」です。

先週の当欄で取り上げた、ルノーとフィアット・クライスラー・オートモービルズとの経営統合協議ですが、フィアット社がルノー社の大株主であるフランス政府の介入を嫌って破談となりました。

「ルノー+フィアット+日産+三菱自動車」という連合は、地域補完性という点でも、ブランド補完性という点でも、かなりのシナジー効果が期待できそうだったので、全くの部外者である筆者も少し残念です。

しかしこれがアメリカ企業なら、あっさり統合や買収が決まっていたのでしょうね。

株主の敵は、日本の検察だけでなくフランス政府もだった、ということになりそうです。

仮にゴーン氏が続投していれば世紀の経営統合は実現していたのでしょうか?



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行のパワーダイレクト円定期預金を取り上げました。以下のような金利となっています。

■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金30」

・1年:0.01%
・2年:0.16%
・3年:0.01%

一見して分かるように2年ものだけ金利をアップして0.16%ということですね!できれば0.2%台に乗せてほしかった気もしますが、しかし現在の金利環境を考えると「出血大サービス」の水準であるのは間違いありません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.7」。真ん中が3つ★ですので、それを下回る少し残念な評価ということですね。

ただ金利水準を考慮すればこんなものかなという気もします。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月1日まで。

>>>新生銀行の円定期預金について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=656

前回のコラム:「新生銀行:円定期2年0.16%」

今回は、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。加えて最近は世界的な金利低下傾向を受けて、一時は上昇した長期金利もだいぶ下がっています。本日の長期金利は「-0.125%」と言うことですからほぼ3年ぶりの低水準ですね・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づいてきていることもあってか、金利アップの動きが出始めていますね。

いつも好金利が人気のオリックス銀行も、今月から「eダイレクト預金」の金利をさらに引き上げています!素晴らしい。

気になる金利はと言うと・・・

■オリックス銀行「eダイレクト預金」

・1年 :0.20%
・3年 :0.25% → 0.30%
・5年 :0.30%
 → 0.35%

※2019年6月7日現在、年利、税引き前、100万円以上

3年ものと5年ものの金利がアップしているわけですね。

この中で注目はやはりその3年0.30%5年0.35%となるわけですが、足元の3年もの市場金利は-0.091%、5年もの市場金利も-0.079%と言う水準ですから、どちらも「赤字覚悟の出血大サービス」と言えます。

なおオリックス銀行の預金商品の中では2週間で満期が来る「2週間定期預金」も人気です。こちらの金利はこうなっています。

■オリックス銀行「2週間定期預金」

・2週間 :0.10%

※2019年6月7日現在、年利、税引き前

こちらも高水準ですね!参考にしてみてください。

またオリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。

このまま引き続き安定経営を続け、魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。

ではここで主要な銀行の5年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■5年もの定期預金金利比較(100万円以上)

・オリックス銀行 0.35%
・SBJ銀行 0.25%
・新生銀行 0.25%
・あおぞら銀行 0.15% ※インターネット支店
・楽天銀行 0.04%
・東京スター銀行 0.03%
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.03%
・ソニー銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%

やはりオリックス銀行の金利は好金利ですね!

ではこの、3年ものが0.30%、5年ものが0.35%に金利がアップしたオリックス銀行のeダイレクト預金。あなたの評価を教えてください。筆者は高水準であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月7日まで。

>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】3年ものが0.30%、5年ものが0.35%に金利がアップしたオリックス銀行のeダイレクト預金。あなたの評価は?(投票は7月7日まで)  >>>投票はこちら

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