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銀行キャンペーンを斬る!

楽天銀行:円定期6ヶ月0.12%、1年0.11%

執筆者: ginko (2019-06-28)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天銀行:円定期6ヶ月0.12%、1年0.11%」です。

今月の日経新聞の「私の履歴書」は元内閣官房副長官の石原信雄氏ですね。自民党政権から細川政権、そして自社さ政権と政治が大きく動いた時期に官房副長官を務め、政治の裏の裏まで知り尽くしている方なので毎回の描写は迫真に迫ります。

・・・迫りますというか、ちょっと生々しすぎて政治に幻滅すら覚えてしまいます(苦笑)。

政治が党利党略や省益、さらには政治家個人の好き嫌いによって動いてきたことが赤裸々に記されており、国民のため、あるいは将来世代のために大局的な考え方ができる政治家や官僚は少数派のようですね。

合理主義者の筆者にとっては全く馴染めない世界です・・・。

ただ一方でこうした組織の力学というのは、会社でも地域社会でも同じですね。何かを達成するためには、そうした人の心のひだを理解し、清濁併せ呑む器が必要ということなのでしょう。筆者には到底持ちえない素質ですが・・・。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「円定期特別金利キャンペーン」を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・3ヶ月:0.30%
・1年 :0.20%


3ヶ月0.30%、1年0.20%ということですね。前回まであった6ヶ月ものは今回は対象外ですね。

相対的に高水準であるのは間違いありません。誰でも利用できるわけですから、積極的に検討されてはいかがでしょうか。

なお、まだ口座を持っていない方には以下のようなキャンペーンも実施されています。

■住信SBIネット銀行「新規のお客さま限定!円定期預金 特別金利キャンペーン」

・3ヶ月:0.50%

こちらは3ヶ月0.50%ということでより有利になっています。

どちらも2019年9月1日までとなっていますのでご注意ください。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★ですので、それを上回るまずまずの評価ということですね。

やはり「0.2%」を超えてくるとポジティブな評価が増える傾向にありそうです。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月21日まで。

>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=670

前回のコラム:「住信SBIネット銀行:円定期3ヶ月0.30%、1年0.20%」

今回は、楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。加えて最近は世界的な金利低下傾向を受けて、一時は上昇した長期金利もだいぶ下がっています。本日の長期金利は「-0.155%」と大きくマイナス水準です・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づいてきていることもあってか、金利アップの動きが出始めていますね。

そうした動きの1つと言えるのが、今回取り上げる楽天銀行の「円定期預金  夏のボーナスキャンペーン!」ですね。その気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!

・6ヶ月:0.12%
・1年 :0.11%

いつも楽天銀行のキャンペーンは3ヶ月もの2年ものというややマイナーな期間が対象ですが、今回もボーナスキャンペーンということで「王道」とも言える6ヶ月もの・1年もの定期預金対象ですね。

金利水準としては6ヶ月で0.12%ならまずまずと言えそうですが、ただ上記の通り読者の方の期待値が「0.2%超え」ということであれば物足りないと感じる方もいそうです。

なお上記金利は2つのキャンペーンから構成されており、1年もののキャンペーン期間は2019年7月16日まで、6ヶ月もののキャンペーン期間は2019年7月31日までとなっていますのでご注意ください。

ちなみに楽天銀行では、楽天証券口座保有者向けサービスである「マネーブリッジ」を利用すると普通預金の金利が0.10%にアップします。今回の6ヶ月もの・1年もの定期との差はわずかですので、このマネーブリッジで様子を見てみるのも一計かもしれませんが。

ここでいつものように楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2019年3月期決算では経常利益が273億円、当期利益が190億円と堅調です!1年前と比較しても綺麗に増収増益です。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。

では主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・SBJ銀行 0.35% ※キャンペーン金利、上限100万円
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・東京スター銀行 0.25% ※投資商品100万円以上
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.20%
楽天銀行 0.12%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・ソニー銀行 0.05%
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.05%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


楽天銀行の金利はやはりまずまずの水準と言えそうです。

ではこの、6ヶ月ものが0.11%、1年ものが0.12%となる、楽天銀行の「円定期預金  夏のボーナスキャンペーン!」。あなたの評価を教えてください。筆者はまずまずの金利水準であることを考慮して・・・「★★★★」としておきます。投票は7月28日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金  夏のボーナスキャンペーン!」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】6ヶ月ものが0.11%、1年ものが0.12%となる、楽天銀行の「円定期預金  夏のボーナスキャンペーン!」。あなたの評価は?(投票は7月28日まで) >>>投票はこちら

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