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あおぞら銀行:円定期1年0.25%

執筆者: ginko (2019-09-13)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:円定期1年0.25%」です。

ボルトン大統領補佐官がトランプ大統領によって更迭されましたね。氏は政権きってのタカ派ということのようでしたので、イランや北朝鮮、ロシア、中国と言ったアメリカの仮想敵国にとっては歓迎すべきことだと言えそうです。

アメリカの同盟国である日本にとっても、安全保障上の緊張関係が緩和されるのであればメリットの方が大きそうです。ホルムズ海峡をタンカーが通る度に攻撃されるようであれば原油の輸入もままなりません・・・。

ただ一方で。

同じく強硬派だったバロン氏が更迭されたことを思い出すと、もしかするとこのように強硬派のスタッフによって緊張関係を高めた上で、解任してトランプ氏自らが懐柔に計るというのは氏の交渉術の1つかもしれません。

だとすると再び強硬派が重用されて、仮想敵国との緊張が高まるタイミングが来そうです。

トランプ大統領の戦術に振り回されないようにしないといけませんね・・・。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のソフトバンクグループ社債を取り上げました。中身はこうですね。

■SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債

・ソフトバンクグループ株式会社第56回無担保社債

利率 : 1.38%
償還日 : 2026/9/17(約7年)


利率としては割と高いですね!約7年という期間も含めて魅力的に感じる方は少なくなさそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.4」。真ん中が3つ★ですので、それを上回るまずまずの評価ですね。

ただ金利に割には少し評価が低かったような気もします。前回より少し期間が延び、少し金利が下がったことが引っ掛かったのでしょうか・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月6日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=722

前回のコラム:「SBI証券:ソフトバンクG社債約1.5%」

今回は、あおぞら銀行BANK支店の「あおぞらネット定期」を取り上げたいと思います。

ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。

加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの利下げを受けて、一時上昇した長期金利も大きく下がっています。本日の長期金利も「-0.175%」と歴史的なマイナス水準です。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして9月となり、定期預金キャンペーンとしては「閑散期」に入ってきているわけですが、そうした時に候補に上がってくるのが「通常金利が高い銀行を探してみる」ということかもしれません。

そうした銀行の1つがあおぞら銀行 です。

あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、インターネット支店であるBANK支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。現状の「あおぞらネット定期」の金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行BANK支店/あおぞらネット定期

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2019年9月13日現在、税引き前

特に1年ものにフォーカスして金利が高いわけですが、やはりその1年0.25%が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

ちなみに足元の1年もの市場金利は「-0.082%」とこちらもマイナス水準に低下しています。その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということになります。

またあおぞら銀行インターネット支店は普通預金の金利も良いですね。気になる金利はこのようになっております。

■あおぞら銀行BANK支店/普通預金

・普通預金 : 年0.20%

※2019年9月13日現在、税引き前


何とこちらも年0.2%という高水準ですね!メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「200倍」の金利、ということになります。かなりと言うか、極めて魅力的です。

これまであった残高条件もなくなりましたので、より手軽に利用できるようになりました。

普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人は検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2020年3月期の4月~6月決算では、経常利益が168億円と好調を維持しています。前年同期が166億円ですのでわずかに増益ですが、ほぼ同じで安定していますね。

業績・信用面でも特に問題はなさそうです。

https://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2019/pdf/2019_1q_01_j.pdf

健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・SBJ銀行 0.40% ※2年、新規顧客向けキャンペーン金利、上限1,000万円
・SBJ銀行 0.35% ※2年、口座保有客向けキャンペーン金利、上限1,000万円
あおぞら銀行 0.25% ※BANK支店
・東京スター銀行 0.25% ※投資商品100万円以上
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.20%
・ソニー銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.05%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%

あおぞら銀行の金利はやはり高水準ですね!

ではこの、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期。あなたの評価を教えてください。筆者は高い金利水準であることを考慮して・・・「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は10月13日まで。

>>>あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期。あなたの評価は?(投票は10月13日まで)  >>>投票はこちら

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