ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:円定期1年0.20%」です。
収束する様子のないコロナウイルス問題ですが、横浜港に着岸中のクルーズ船では乗客乗員3,700人のうち、41人が感染していたということで約1%ですね。
先週の当欄でご案内したようにチャーター機で帰国した416人のうち3人が陽性とのことですから、こちらも約1%ということで計らずも似たような値になっています。
とすると人口1,100万人の武漢では10万人の患者がいておかしくなく、そうした中で今のところ死者数が1,000人未満ということは致死率は1%程度なのかもしれません。
楽観的に考えれば母集団からの致死率は1%×1%=0.01%となりますが果たしてどうなるでしょうか?
日本で蔓延する可能性は十分あると思いますが、正しい情報があまり伝わってこないのが残念なところです。「インフルエンザとHIVの抗ウイルス薬をミックスしたら効いた」という話はどうなったのでしょうね?
「正しく冷静に」恐れたいものです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年 :0.20%
・3年 :0.30%
・5年 :0.35%
※2020年2月7日現在、年利、税引き前、100万円以上
昨年6月に3年ものと5年ものの金利を引き上げたわけですが、その金利をずっと維持しているわけですばらしいですね。
この中で注目はやはりその3年0.30%と5年0.35%となるわけですが、足元の3年もの市場金利も、5年もの市場金利も引き続きマイナス水準ですから、どちらも「赤字覚悟の出血大サービス」と言えます。
1日も長くこの好金利を続けていってほしいものですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.0」。最高が5つ★ですので割と高い評価ですね!
やはり金利が0.2%を超えてくると満足度が高まりますね・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月29日まで。
>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「冬の特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=832
前回のコラム:「じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期1年0.25%」
今回は、あおぞら銀行BANK支店の「あおぞらネット定期」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は大きく下がっています。本日の長期金利は「-0.035%」と一時の大幅なマイナス水準から回復したものの引き続き歴史的な低水準です。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして、2月となり冬の定期預金キャンペーンも終了を迎えていますね。ここからは「いつも金利がよい銀行」を選ぶことが重要になってきますが、そうした銀行の1つがあおぞら銀行
です。
あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、インターネット支店であるBANK支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。現状の「あおぞらネット定期」の金利はと言うと・・・
■あおぞら銀行BANK支店/あおぞらネット定期
・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.20%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%
※2020年2月7日現在、税引き前
特に1年ものにフォーカスして金利が高いわけですが、やはりその1年0.20%が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利より高いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。
ちなみに足元の1年もの市場金利は「-0.009%」とこちらもマイナス水準に低下しています。その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということになります。
なおあおぞら銀行BANK支店は普通預金の金利も良いですね。気になる金利はこのようになっております。
■あおぞら銀行BANK支店/普通預金
・普通預金 : 年0.20%
※2020年2月7日現在、税引き前、変動金利
何とこちらも年0.2%という高水準ですね!メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「200倍」の金利、ということになります。かなりと言うか、極めて魅力的です。
これまであった残高条件もなくなりましたので、より手軽に利用できるようになりました。
上記「あおぞらネット定期」の金利を年0.2%で並べたということは、あおぞら銀行としては「これからは定期預金より普通預金にフォーカスしたい」という意図があるのかもしれません。同じ金利であれば当然、普通預金の方が利便性が高いですからね。
普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人は検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2020年3月期の4月~12月決算では、経常利益が422億円と好調を維持しています。前年同期が419億円ですのでわずかに増益ですが、ほぼ同じで安定していますね。
業績・信用面でも特に問題はなさそうです。
https://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2019/pdf/2019_3q_01_j.pdf
健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上、年利、税引前)
・東京スター銀行 0.25% ※投資商品100万円以上
・あおぞら銀行 0.20% ※BANK支店
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け、上限100万円
・オリックス銀行 0.20%
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.12%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.05%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.03%
・ソニー銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
あおぞら銀行の金利はやはり高水準ですね!
ではこの、1年ものが0.20%となる、あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期。あなたの評価を教えてください。筆者は高い金利水準であることを考慮して・・・「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月7日まで。
>>>あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年ものが0.20%となる、あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期。あなたの評価は?(投票は3月7日まで)
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