ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「新生銀行:円定期3年0.20%」です。
コロナウイルス問題ですが、国内での感染者が徐々に拡大していますね。斜め読みした限りですが、東京・千葉・和歌山・沖縄で感染者が出ているのでしょうか。
タクシーや屋形船などで感染した可能性が指摘されていますが、だとするとやはり感染力は相当強いのでしょうね。
さらにその感染者の方々は発症するまではタクシーや屋形船に乗り続けていたのでしょうから、利用客にうつした可能性は高いと思います。
千葉で感染が確認された男性も都内に勤務する会社員であり、発熱後も公共交通機関を利用していたということですので、やはり誰かにうつした可能性は高そうです。
ここまで来ると感染者を事前に隔離することは不可能ですので、要するに「もう日本でパンデミックが起きている」と考えるべきなのでしょうね。
ただ何度も書いていますが、正確な致死率は分からないにせよ、仮にかかっても「ほとんどの人が助かる」のは間違いありません。パニックにならずに冷静に向かい合いたいものです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行BANK支店の「あおぞらネット定期」を取り上げました。現状の「あおぞらネット定期」の金利はと言うと・・・
■あおぞら銀行BANK支店/あおぞらネット定期
・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.20%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%
※2020年2月14日現在、税引き前
特に1年ものにフォーカスして金利が高いわけですが、やはりその1年0.20%が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利より高いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.4」。最高が5つ★ですのでかなり高い評価ですね!
これには0.2%の普通預金の魅力も加味されているのかもしれません。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月7日まで。
>>>あおぞら銀行BANK支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=841
前回のコラム:「あおぞら銀行:円定期1年0.20%」
今回は、新生銀行のパワーダイレクト円定期預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は大きく下がっています。本日の長期金利は「-0.035%」と一時の大幅なマイナス水準から回復したものの引き続き歴史的な低水準です。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして、2月となり冬の定期預金キャンペーンも終了を迎えていますね。ここからは「いつも金利がよい銀行」を選ぶことが重要になってきますが、そうした銀行の1つが新生銀行です。
新生銀行のパワーダイレクト円定期預金はインターネット専用、預入金額30万円以上となりますが、以下のような金利となっています。
■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金30」
・1年:0.01%
・2年:0.02%
・3年:0.20%
一見して分かるように3年ものだけ金利が良くて0.20%ということですね!現在の金利環境を考えると「出血大サービス」の水準であるのは間違いありません。
現状の3年もの市場金利は「-0.036%」とマイナスですからね・・・。
なお、新生銀行では2週間で満期となる「2週間満期預金」も提供しています。気になる金利はこのようになっています。
■新生銀行「2週間満期預金」
・2週間:0.03%
0.03%ということで残念ながら金利メリットは少ないですが、新生銀行は残高別の優遇制度を提供していて、この2週間満期預金に100万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり、以下のような優遇が受けられます。
・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇
分かりやすいのはネット振込み手数料無料ですが、現状の金利水準を踏まえると手数料無料メリットの方が利息のメリットよりはるかに大きそうです。
一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月5回無料というのは月1,500円。年18,000円。元本が100万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年2.25%」相当の利回りということになりますね。
加えて「新生ゴールド」となると、コンビニのATM手数料が何度でも無料ですしね。こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。
ではこの、3年0.20%となる新生銀行のパワーダイレクト円定期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・金利水準に加え、口座サービスの内容も勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月14日まで。
>>>新生銀行の円定期預金について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】3年0.20%となる新生銀行のパワーダイレクト円定期預金。あなたの評価は?(投票は3月14日まで)
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