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auじぶん銀行:BIG付円定期1年0.012%

執筆者: ginko (2020-05-09)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「auじぶん銀行:BIG付円定期1年0.012%」です。

昨日の新聞記事によれば、アメリカのファンドは「コロナ後」を見据え、積極的に投融資を始めているようですね。記事に出てきた投資先は以下の通りです。

・民泊仲介大手エアビーアンドビー
・オンライン旅行会社エクスペディア
・クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を保有する米カーニバル
・航空業界

まさに逆張りですね!この2年位は厳しいでしょうけれど、それを乗り越えれば同業は淘汰され、ブルーオーシャンが広がっている可能性は十分あります。

リスクがリターンに変わることを祈っておきます。

ちなみに日本でファンドが瀕死の企業を助けて後でリターンを得ると、「ハゲタカ」って言われてしまうんでしょうねぇ。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」を取り上げました。東京スター銀行の「インターネット限定:スターワン円定期預金プラス特別金利キャンペーン」はこのような金利になっています。

■東京スター銀行「インターネット限定:スターワン円定期預金プラス特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.30%


もともとが0.10%とまずまずの金利でしたが、それを0.30%に引き上げてきたのですね!素晴らしい。

なぜこのタイミングで金利を引き上げたのかは分かりませんが・・・店頭の顧客をネットに誘導する意図もあるのかもしれませんね。

なおキャンペーン期間が2020年4月20日から7月31日までと期間限定であることに加えて、募集金額が300億円であり、そこに到達すればキャンペーンが終了となる点にはご注意ください。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.0」。最高が5つ★ですので高い評価となりました。

金利水準から考えれば当然とは思いますが。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月2日まで。

>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=901

前回のコラム:「東京スター銀行:円定期6ヶ月0.30%」

今回は、auじぶん銀行の「BIG付き定期預金」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。

加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。

とは言いつつ本日の長期金利は「-0.005%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。ただやはり今後は下がっていくものと考えておいた方が良さそうです。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、コロナ問題は我々の生活の隅々にまで大きな影を落としていますが、そうした中、ふと思い出したのがauじぶん銀行「BIG付き定期預金」です。

というのもBIGサッカーくじですが、現状、Jリーグは中止となっており再開の目途は立っていません。とするとこの「BIG付き定期預金」はBIG付きではなくなってしまうわけで、銀行がどのような対応を取っているのか、今後どのような対応を取るのか気になったのですね。

というわけで早速、auじぶん銀行のサイトをチェックしてみると、特にこの定期預金が「販売停止」などにはなっていないようです。

https://www.jibunbank.co.jp/entertainment/yen_deposit_premium/big/

とすると景品であるBIGをどのように付与するのでしょうか?

そこで商品詳細をチェックするとこう書かれています。

・原則として、満期日以降、最も早く販売締切日が到来する開催回のBIGを景品とします。

なるほど、満期日以降、販売が再開されたタイミングで用意すればいいいわけですね。それで販売停止にはなっていないということですか。

既に預入された方も安心して良さそうです。

しかしコロナ問題の影響はこういったところにも出ているのですね・・・。

ちなみにその「BIG付き定期預金」の金利はこのようになっています。

■auじぶん銀行「BIG付き定期預金」

・1年 : 0.012%


1年0.012%ということで金利水準としては見るべきものはありません・・・無事に「BIG」がお手元に届くことを祈りたいと思います。

最後にauじぶん銀行の金利以外のメリットに目を向けると、ユーザーの皆さんの中には、三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方も多いと思いますが、三菱UFJ銀行はauじぶん銀行の親会社であるということもあって、auじぶん銀行と三菱UFJ銀行の口座間の振込手数料は無料ですね。

三菱UFJ銀行の口座が給与振込口座の場合は、毎月余ったお金をこまめにauじぶん銀行に振り替えることで、より着実に貯金を増やすこともできそうです。

auウォレットなどの決済サービスも便利ですね。

顧客優遇制度である「じぶんプラス」を利用すればATM手数料が月最大11回無料、振込手数料が月最大15回無料となる点もメリットに加えてもいいかもしれません。

ではここで、主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・東京スター銀行 0.30% ※6ヶ月、インターネット限定
・東京スター銀行 0.25% ※投資商品500万円以上
・あおぞら銀行 0.20% ※BANK支店
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け、上限100万円
・東京スター銀行 0.15% ※投資商品100万円以上
・オリックス銀行 0.15%
・SBJ銀行 0.12%
auじぶん銀行 0.05%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
auじぶん銀行 0.01% ※BIG付き
・三菱UFJ銀行 0.00%


やはり金利水準は今一つですので、BIGがもらえるという点にどれくらいの価値を見出すかですね・・・。

ではこの金利が0.012%で、サッカーくじであるBIGがもらえる「BIG付定期預金」。あなたの評価は?筆者は最低の「」です・・・。投票は6月9日まで。

>>>auじぶん銀行の「BIG付き定期預金」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】金利が0.012%で、サッカーくじであるBIGがもらえる「BIG付定期預金」。あなたの評価は?(投票は6月9日まで)  >>>投票はこちら

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