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auじぶん銀行:仕組預金15年0.20%

執筆者: ginko (2020-05-29)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「auじぶん銀行:仕組預金15年0.20%」です。

日産の2020年3月期の最終赤字が6,712億円というとんでもない規模に膨れ上がったようですね。コロナの影響も多少はあるのでしょうけれど、問題の本質はやはりゴーン氏無き後、拡大路線を修正したことが大きいです。要するに赤字のほとんどがリストラ費用なわけです。

こんな事態に陥ってしまった原因が誰にあるのかは分かりませんが、しかし第3者からすれば「もしゴーン氏がいれば・・・」と夢想せずにはいられません。

少なくとも株主からすれば、「たかだか」数億円の私的流用によって数千億円の損失を 被ったとも見えるわけで、検察や日産の旧経営陣に対する怒りは収まらないものと思います。

筆者としては、ちゃんと罪を償った上でゴーン氏の再登場というドラマのような筋書きに期待したりもしていましたが、その可能性は氏の逃亡によって潰えてしまいました。誠に残念です。

まぁその逃亡劇もドラマのようなものであったのは確かですが。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げました。具体的な金利水準はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.13%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.09% → 延長された場合10年目/0.60%


やはり低いですね。長期金利が再びマイナス水準となっている影響でしょうけれど残念です。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「1.7」。最低が1つ★ですのでやはり低い評価ですね。

ただ楽天銀行の仕組預金と比較すると、それでも評価はまだマシですが・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月22日まで。

>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=915

前回のコラム:「住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ0.13%」

今回は、auじぶん銀行のプレミアム金利円定期預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。

加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。

とは言いつつ本日の長期金利は「-0.005%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。ただやはり今後は下がっていくものと考えておいた方が良さそうです。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆に当面金利上昇は諦めて長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。

後者の可能性を探られている方に選択肢となるかもしれないのが先週も取り上げた仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


こうした制約がある代わりに金利が高いというわけですね。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、じぶん銀行「プレミアム金利円定期預金」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■じぶん銀行の仕組み預金「プレミアム金利円定期預金」

・最短1年、最長15年タイプ : 0.20%

金利は0.2%ということでこれまで取り上げてきた仕組預金の中では最も高いですが、他方、預入期間も最長15年と長いです。15年後って世の中はどうなっているのでしょうね・・・。

ちなみにこうした仕組み預金は、今のように金利がなかなか上昇しない中では延長されずにそのまま満期を迎えることがあります。仮にそうなった場合の金利は以下のようになります。

・1年 : 0.20%

もし短期で終了するのであればそれなりにお得ということですね。

今のように金利が下がり気味だと延長されずに満期を迎える可能性が高くなりますが、ただそうは言いつつ最後まで延長されることを想定して「15年間使わない資金」で利用すべきなのは言うまでもありません。

ではこのauじぶん銀行が取り扱う、最長15年で金利が0.20%の仕組み預金「プレミアム金利円定期預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいですかね。投票は6月29日まで。

>>>auじぶん銀行の仕組み預金「プレミアム金利円定期預金」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】auじぶん銀行が取り扱う、最長15年で金利が0.20%の仕組み預金「プレミアム金利円定期預金」。あなたの評価は?(投票は6月29日まで)  >>>投票はこちら

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