ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期3年0.25%、5年0.28%」です。
施工不良問題で経営難に陥っているレオパレスがついに100億円の債務超過になったということですね。債務超過=死というわけではありませんが、新たな借り入れは困難になりますし、当然赤字も続いています。
1年間で現預金は240億円減り、3月末で605億円ということですからタイムリミットは徐々に近づいているわけです。
しかし要因は様々ですが、不動産業界、特に「不動産投資」業界は常に問題を起こしていますね。最近では「かぼちゃの馬車」問題もありました。その裏で少なくない投資家が涙を飲んでいるわけですし、レオパレスのアパートを建てて同社のサブリースを受けている方々は気が気ではないと思います。
世の中、旨い話はないということですね・・・想定外のことは割とよく起こるということを肝に銘じて虎の子の資産を守り切りたいものです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座を取り上げました。気になるその金利はと言うとこうなっています。
■あおぞらGMOネット銀行の「証券コネクト口座」
・年0.11%
いつでも振り替えて出金できるという意味では「ほぼ普通預金」と考えてよいと思いますが(実際、商品設計としては普通預金だと思いますが)、通常金利は0.11%ということで高水準ですね!
預金金利自体はあおぞら銀行BANK支店の方が高いですが・・・。
>>>あおぞら銀行BANK支店について詳しくはこちら。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★ですのでちょうど真ん中ということですね。
金利から考えればもう少し評価が高くても良さそうですがあおぞら銀行と比較されてしまいましたかね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月19日まで。
>>>GMOあおぞらネット銀行の「証券コネクト口座」について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=997
前回のコラム:「GMOあおぞらネット銀行:証券コネクト口座0.11%」
今回はオリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.010%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。株価も全体的には上昇基調ですし、このまま金利は0%前後の水準を維持するのかもしれません。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして10月も近づき、定期預金キャンペーンとしては「閑散期」ですが、残念ながらオリックス銀行も少し金利を下げていますね。現状の定期預金金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年 :0.12%
・3年 :0.25%
・5年 :0.28%
※2020年9月26日現在、年利、税引き前、100万円以上
3年もの・5年ものの金利が少し低下しましたが、それでもまだ高水準を維持してます。と言うか最高水準ですね。
1日も長くこの好金利を続けていってほしいものです。
なおオリックス銀行の預金商品の中では2週間で満期が来る「2週間定期預金」も人気です。こちらの金利はこうなっています。
■オリックス銀行「2週間定期預金」
・2週間 :0.10%
※2020年9月26日現在、年利、税引き前
こちらも高水準ですね!参考にしてみてください。
またオリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。
このまま引き続き安定経営を続け、繰り返しになりますが魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。
ではここで主要な銀行の3年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■3年もの定期預金金利比較(100万円以上)
・オリックス銀行 0.25%
・新生銀行 0.20%
・あおぞら銀行 0.15% ※インターネット支店
・SBJ銀行 0.15%
・auじぶん銀行 0.03%
・楽天銀行 0.02%
・東京スター銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.00%
やはりオリックス銀行の金利は断トツの好金利ですね!
ではこの3年ものが0.25%、5年ものが0.28%となるオリックス銀行の「eダイレクト預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は10月26日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】3年ものが0.25%、5年ものが0.28%となるオリックス銀行の「eダイレクト預金」。あなたの評価は?(投票は10月26日まで)
>>>投票はこちら
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