ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天銀行:エクステ10年0.001%」です。
ここ数ヶ月、あれよあれよという間に上昇したビットコインですがこの数日は大きく下落しました。200万円近くから175万円まで1割程度下がっています。
上昇が始まる前は110万円程度だったわけで「まだまだ高い」という見方もできそうですが、ここから上がるのか下がるのか筆者にはさっぱり分かりません。
この「上がるのか下がるのかさっぱり分からない」という点がビットコイン投資の一番難しいところかもしれませんね。要するに先行きに不安になったとしても安心できる材料が全くないということです。
例えば株式であれば企業が利益を生み出し続ける限りリターンが期待できますし、外貨やゴールドはそれ自体が何か価値を生み出しているわけではないものの金融商品としての歴史があることから「これ以上は下がらないだろう」といった見通しを持つことができます。
しかしビットコインについてはそうした見通しを持つことは難しいですね。本質的な価値があるわけではありませんので、明日には無価値になっている可能性も全くゼロではありません。そう考えると今回のような下落局面は投資家にとって非常にストレスフルですね。
やはり筆者が仮想通貨に投資することはなさそうです・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」を取り上げました。金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」
・1年:0.12%→0.20%
・3年:0.15%→0.30%
・5年:0.20%
1年ものと3年ものの金利を引き上げ、かなりの好金利ですね!
加えて新規客向けの金利はこうなっています。
<新規客向け>
・1年:0.25%
・3年:0.35%
さらに金利アップするということですね!なかなか魅力的です。
キャンペーン期間は8月5日スタートですでにかなりのロングランですが今のところ継続されています。とは言いつつキャンペーン期間は12月30日までとなっていますので気になった方は早めに申し込みください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★ですので「ちょうど真ん中」ということですね。
金利水準を考えればもう少し評価が高くても良かったと思いますが、逆風が吹いているのですかね?
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月21日まで。
>>>SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1042
前回のコラム:「SBJ銀行:円定期1年0.25%、2年0.35%」
今回は楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.025%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。株価も全体的には上昇基調ですし、このまま金利は0%前後の水準を維持するのかもしれません。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆に当面金利上昇は諦めて長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。
後者の可能性を探られている方に選択肢となるかもしれないのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、楽天銀行の「楽天エクステ預金(フラット)」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・10年タイプ : 0.001%
・15年タイプ : 0.110%
めちゃくちゃ低金利ですね・・・特に10年タイプについては半年前に取り上げた時よりさらに下がっています。仮にそれぞれ満期まで運用できたとして元本を100万円とすると利息はそれぞれ
・10年タイプ : 10年で80円
・15年タイプ : 15年で1万3,200円
ということで少なくとも10年タイプについては、この金利で運用したいと思う人は皆無なのではないかと思います。上記の通り途中で解約できませんからね!
ちなみに楽天銀行の通常の定期預金金利はこのようになっています。
全期間0.02%ということで、「エクステ預金」の10年タイプより金利が高いですね・・・やはり金利の上でもエクステ預金の10年タイプを利用する必要は全くなさそうです。
ではこの10年タイプ0.001%、15年タイプ0.110%となる、楽天銀行の仕組み預金「楽天エクステ預金(フラット)」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・最低の「★」ですね。やっぱり。投票は12月28日まで。
>>>楽天銀行の楽天エクステ預金について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】10年タイプ0.001%、15年タイプ0.110%となる、楽天銀行の仕組み預金「楽天エクステ預金(フラット)」。あなたの評価は?(投票は12月28日まで)
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