ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「auじぶん銀行:円定期1年0.20%」です。
コロナ禍の影響としてよく心配されているのが「倒産が増える」というものですが、コロナ禍が直撃している「旅館・ホテル」「旅行」業界の倒産は例年と同じかむしろ少ないようですね。
日経新聞の記事によれば特に後者の旅行業界の倒産件数は今のところ2000年以降で「4番目に少ない水準」とのことです。なるほど。
各種支援策のお陰で生き延びているということなのかもしれませんが、イメージと実態が異なることはよくあります。
例えば同じくよく指摘されてきたのが「規制を強めれば自殺者が増える」というものですが、こちらも前年と比べると「7月までは自殺者は少ない」というイメージと真逆の結果でした。
一方、行政もみんなも気が緩んだ8月以降はむしろ自殺者が前年比で増加しているというのは何とも皮肉です。
いずれにしても我々はイメージで物事を語るのではなく、しっかりしたデータをチェックすることが大事ですね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「円定期特別金利キャンペーン」を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・
■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」
・1年 :0.15%
1年0.15%ということですね。去年よりは少し下がりました。
高水準であるのは間違いありませんが、0.2%台に届かないと物足りなく感じる方もいそうです。
一方で誰でも利用できるのはメリットですね。
なお、まだ口座を持っていない方には以下のようなキャンペーンも実施されています。
■住信SBIネット銀行「新規のお客さま限定!円定期預金 特別金利キャンペーン」
・3ヶ月:0.50%
こちらは3ヶ月0.50%ということでより高水準になっています。
どちらも2020年2月7日までとなっていますのでご注意ください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.4」。真ん中が3つ★ですので「まずまずの評価」ということですね。
0.1%台という金利水準ならこんなものなんですかね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月19日まで。
>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1061
前回のコラム:「住信SBIネット銀行:円定期1年0.15%」
今回はauじぶん銀行の「冬の特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.015%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。株価も全体的には上昇基調ですし、このまま金利は0%前後の水準を維持するのかもしれません。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期ということもあり定期預金キャンペーンが出始めていますね。その1つが今回取り上げるauじぶん銀行の「冬の特別金利キャンペーン」です。
ご存知の通りauじぶん銀行は三菱UFJ銀行とKDDIという日本を代表する企業の子会社であり、経営基盤は磐石ですね。
おそらくこうした利益が、定期預金キャンペーンを推進する原資となっているのではないかと思いますが、ではそのキャンペーンの気になる金利はと言うと・・・
■auじぶん銀行/「冬の特別金利キャンペーン」
・1年 : 0.20%
1年ものが0.20%ということですね。auじぶん銀行の前回のキャンペーン金利は0.25%でしたので少し下がりましたが、それでも十分魅力的です。
キャンペーン期間は1月31日までとなっていますのでご興味がある方はお急ぎください。
なお金利以外のメリットに目を向けると、auじぶん銀行の定期預金の利点は1円から設定できる点です。もちろん元本が1円だと永遠に利息がつかないことになりますが、これから貯金をはじめようという方にもやさしい商品性と言えそうです。
また、ユーザーの皆さんの中には、三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方も多いと思いますが、上記の通り三菱UFJ銀行はauじぶん銀行の親会社であるということもあって、auじぶん銀行と三菱UFJ銀行の口座間の振込手数料は無料ですね。
三菱UFJ銀行の口座が給与振込口座の場合は、毎月余ったお金をこまめにauじぶん銀行に振り替えることで、より着実に貯金を増やすこともできそうです。
auウォレットなどの決済サービスも便利そうですね。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.70% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※6ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※投資商品100万円以上
・SBJ銀行 0.25% ※新規顧客向け
・ローソン銀行 0.20% ※キャンペーン金利、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.20% ※BANK支店
・SBJ銀行 0.20%
・auじぶん銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.15%
・住信SBIネット銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・ソニー銀行 0.13%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
auじぶん銀行の金利はやはりトップクラス水準ですね。
ではこの1年ものが0.20%となるauじぶん銀行の「冬の特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は1月26日まで。
>>>auじぶん銀行の「冬の特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年ものが0.20%となるauじぶん銀行の「冬の特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は1月26日まで)
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