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SBJ銀行:円定期1年0.20%、2年0.25%

執筆者: ginko (2021-01-16)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBJ銀行:円定期1年0.20%、2年0.25%」です。

今回の緊急事態宣言について「効果なし」と言った指摘や、「人出がほとんど減っていない」「コロナ疲れ」「コロナ緩み」と言った否定的な報道が目につきます。

ただ新規感染者の数は低下トレンドになりつつあるように感じるのは筆者だけでしょうか?

このタイミングで「新規感染者が減り始めている」という報道は確かにミスリードですが、他方で「効果なし」と決めつけるのも違うような気がします。

冷静にデータをチェックしながら、正しく恐れたいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」を取り上げました。具体的な金利水準はこうなっています。

■東京スター銀行「スターワン円定期預金プラス」

・6ヶ月 : 0.25% ※インターネット限定

・1年 : 0.15%~0.25%  ※店頭・電話限定、300万円以上
・3年 : 0.15%~0.25%  ※店頭・電話限定、300万円以上
・5年 : 0.15%~0.25%  ※店頭・電話限定、300万円以上

いずれも最大0.25%高水準ですね。

加えて「店頭・電話限定0.15%~0.25%」については1月からこのように条件が変更となっています。

<0.15%の条件>

条件なし

<0.25%の条件>

・新規口座開設
・給与振込口座に指定
・年金受給口座に指定
・外貨預金および投資信託を合計500万円以上保有
・ローン商品(無担保ローンを除く)を保有

大幅に条件が緩和され、特に0.15%については金額とチャネル以外無条件になったということですね。素晴らしい。

とは言いつつインターネットの方では無条件で6ヶ月0.25%が提供されていますのでそれで十分かもしれませんが。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.4」。最高が5つ★ですので「まずまず良い評価」ということですね。

どちらかと言うとネット限定の6ヶ月0.25%が評価されている気もします。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月9日まで。

>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1092

前回のコラム:「東京スター銀行:円定期預金プラス最大0.25%」

今回はSBJ銀行の「ミリオくん」「ミリオくん2」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。

加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。

とは言いつつ本日の長期金利は「0.030%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。株価も全体的には上昇基調ですし、このまま金利は0%前後の水準を維持するのかもしれません。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、そうした中でも高金利を維持している銀行もありますね。そうした銀行の1つがSBJ銀行 です。

韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行は「いつも金利がいい」のが魅力ですが、最新の金利はこのようになっています。

■SBJ銀行「円定期預金」

・1年:0.12%
・3年:0.15%
・5年:0.20%


かなりの好金利ですね。

加えて新規客限定×上限100万円ながら「ミリオくん」「ミリオくん2」の金利はこうなっています。

■SBJ銀行「ミリオくん」「ミリオくん2」

<ミリオくん>

1年:0.20%

<ミリオくん2>

2年:0.25%

上限100万円とは言え0.20%&0.25%ということで・・・高水準です。「広告宣伝目的」ということなのでしょう。

さらにSBJ銀行の魅力としては、普通預金などの期間が短い預金も高水準という点が挙げられます。特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」の金利水準はこうなっています。

■SBJ銀行/特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」

・通常利息0.02%+追加利息0.08%=0.10%

高水準ですね・・・しかも普通預金ですのでATMからの入出金や振り込みもできるようです。

となると気になるのが「追加利息」の仕組みですが、

・月内の最低残高(毎日の最終残高のうち最も低い最終残高、上限1,000万円)に対し、1ヶ月分の追加利息が翌月支払われる

とのことで、特に落とし穴はなさそうです。

あえて言えば、1ヶ月の普通預金の最低残高を基準にその0.08%が追加で支払われるわけですから、お金を引き出すのは月初が良さそうです。

ちなみにSBJ銀行は「」という頭文字がついているように、日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。

ご興味がある方は検討してみてください。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.70% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※6ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※新規顧客向け
SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・ローソン銀行 0.20% ※キャンペーン金利、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.20% ※BANK支店
・SBJ銀行 0.20%
・auじぶん銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.15%
・住信SBIネット銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・ソニー銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%

やはり、SBJ銀行好条件です。

ではこの上限100万円で1年0.20%・2年0.25%となる、SBJ銀行の「ミリオくん」「ミリオくん2」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利を評価して「★★★★★」としたいと思います。つまり満点ということですね。投票は2月16日まで。

>>>SBJ銀行の「ミリオくん」「ミリオくん2」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】上限100万円で1年0.20%・2年0.25%となる、SBJ銀行の「ミリオくん」「ミリオくん2」。あなたの評価は?(投票は2月16日まで)  >>>投票はこちら

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