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ソニー銀行:円定期6ヶ月0.13%、1年0.13%

執筆者: ginko (2021-02-13)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ソニー銀行:円定期6ヶ月0.13%、1年0.13%」です。

「上場する地方銀行の2020年4~12月期決算が出そろった」とのことでその純利益を見てみると下記グラフの通り右肩下がりで下がっているのですね!直近のピーク時である2016年3月期には1兆円を大きく超えていたものが足元では6千億円程度の見通しとなっており、つまりは5年で半減しているわけです。

ざっくり1年で1,000億円ずつ減少しているのだとすれば、6年後にはついに赤字に転落することになります。

今期=2021年3月期はコロナ禍の影響があったとしても、それまではアベノミクスのもと、インバウンド効果などもあって実体経済や株価は好調だったわけで、その中でハッキリと減益トレンドが続いているのは申し訳ないですがいよいよ死に体となりつつあるような気がします。

この期間、金利が大きく低下しましたので、その影響があるのかもしれませんが、今後の金融行政や金融政策もこうした地銀の苦境に配慮したものとなっていくのでしょうね。

日銀が暗に長期金利の上昇を志向しているのもこうしたことが背景にあるのだとすれば合点がいきます。今後の動向に注目です。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行のスタートアップ円定期預金を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■新生銀行「スタートアップ円定期預金」

・3ヶ月 : 0.7%


期間は3ヶ月と短いですが、それでも金利は0.7%かなりの好金利になっています!

加えて新生銀行は「スタートアップ円定期預け入れで最大7,000ポイントプレゼントキャンペーン」を実施中です。7,000ポイントのハードルは高そうですが、少なくとも1,200ポイントはもらえそうですね。ぜひエントリーしてみてください。

さらに新生銀行の場合残高別の優遇制度を提供しておりまして、この定期預金に200万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり以下のような優遇が受けられます。

・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・コンビニATM手数料 : 何回でも無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇


分かりやすいのはネット振込みとコンビニATM手数料無料ですが、手数料削減メリットが利息のメリットよりはるかに大きいのは間違いありません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.5」。真ん中が3つ★ですので「残念な評価」ですね。

新規客限定だとこんなものなのかもしれません。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月6日まで。

>>>新生銀行の「スタートアップ円定期預金」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1112

前回のコラム:「新生銀行:3ヶ月0.7%+最大7千ポイント」

今回はソニー銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。

加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。

とは言いつつ本日の長期金利は「0.065%」となっており、コロナショックの割には小康状態ですね。株価も全体的には上昇基調ですし、このまま金利は0%前後の水準を維持するのかもしれません。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態な中、期待されるのが定期預金キャンペーンなわけですが、今回はあまり目を引くものもなく終わってしまいましたね・・・残念です。

とは言いつつ、2月中旬の段階でもまだ終わらず、最後まで続いているキャンペーンの1つが今回取り上げるソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」です。気になる金利はと言うと・・・

■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.13%
・1年 :0.13%

どちらも0.13%ということですね。恒例の金利水準は0.15%だったわけですが少し下がってしまいました。

今のところ定期預金金利の高金利の目安は0.20%程度であることを考えれば物足りないですね。

ちなみに最後で続いているこちらのキャンペーンですが、終了はいよいよ2月28日に迫っておりますのでご注意ください。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.70% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※6ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.15%
ソニー銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・auじぶん銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%

ソニー銀行の金利はキャンペーン最終盤のこのタイミングではまずまずの水準という見方もできるかもしれませんが。

ではこの、6ヶ月もの・1年ものが0.13%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいとしておきます。投票は3月13日まで。

>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】6ヶ月もの・1年ものが0.13%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は3月13日まで)  >>>投票はこちら

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