執筆者: ginko (2021-02-20)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:普通預金0.2%+振込ATM無料」です。
NY金が3ヶ月ぶりの安値ということですね。アメリカの長期金利上昇を受けて資金がゴールドから流出しているようです。ではそのゴールドの過去10年のチャートを見ると以下のようになっています。確かに2019年から始まった上昇相場は一旦終息したように感じます。
ゴールド自体が何か経済活動や生産活動を行っているわけではありませんし、金融資産としてはあくまで「安全資産」という位置づけかと思いますので、筆者としてはゴールドに特に何も思い入れはありませんが、ただ2019年からのゴールドの価格上昇が「高くなりすぎた株」そして「コロナ禍での不透明感」からの退避先として機能していた証左なのだとすると今後の教訓になりそうです。
要するに「株価上昇局面がそろそろ終わりかな」と思った段階で徐々にゴールドに資金をシフトさせることで資金を守れるかもしれない、ということです。昨年から投資を再開した筆者ですが、10年後となる2030年にはゴールドの活用を検討してみたいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、ソニー銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げました。気になる金利はと言うと・・・
■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.13%
・1年 :0.13%
どちらも0.13%ということですね。恒例の金利水準は0.15%だったわけですが少し下がってしまいました。
今のところ定期預金金利の高金利の目安は0.20%程度であることを考えれば物足りないですね。
ちなみに最後で続いているこちらのキャンペーンですが、終了はいよいよ2月28日に迫っておりますのでご注意ください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.1」。真ん中が3つ★ですので「そこそこの評価」ですね。
金利水準を考えればこんなものなのかもしれません。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月13日まで。
>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1117
前回のコラム:「ソニー銀行:円定期6ヶ月0.13%、1年0.13%」
今回はあおぞら銀行BANKの普通預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がっています。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.100%」となっており、コロナショックの割には徐々に上昇してきましたね。株価も全体的には上昇基調ですし期待したいところです。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利がもっと自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして2月下旬となり、定期預金キャンペーンとしては「閑散期」に入ってきているわけですが、そうした時に候補に上がってくるのが「期間の短い預金でしばらく様子を見る」という戦略かもしれません。
しばらく普通預金か何かに預けておいて、次のキャンペーンシーズンにもう少し良い金利の定期預金が出てくるのを待つということですね。そのようなニーズをお持ちの方にお勧めできる預金の1つが、あおぞら銀行BANK支店改めBANKの普通預金です。
あおぞら銀行といえば比較的高水準の定期預金金利が人気ですが普通預金の金利も良いということですね。気になる金利はこのようになっております。
■あおぞら銀行BANK/普通預金
・年0.20% ※2021年2月20日現在、税引き前
何と年0.20%という高水準です!すごいです・・・もちろん他行と比較しても断トツですね。
メガバンクの普通預金の金利は概ね年0.001%ですから、それと比較すれば「200倍」の金利ということになります!極めて魅力的です。
しかも以前はあった「残高基準」なども撤廃され、誰でも利用できるようになっています。
これだけ金利が良くて、優遇条件などもなく、いつでも下ろせるなど十分な利便性も確保されているわけですから、上記のような「しばらく様子を見たい」という方だけでなく、「積極的に好金利で運用したい」という方のニーズにも合いそうです。
人気が出ているのでしょうね!
>>>あおぞら銀行BANK/普通預金について詳しくはこちら
普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人も検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみにあおぞら銀行はBANK支店をBANKに衣替えしたわけですが、これまでの
・数ある支店の1つ
という位置づけから
・全ての支店の口座
に格上げされたのでしょうね。ぜひこのまま注力を続けてほしいものです。
その注力の一環と言えるのかもしれませんが、他行宛て振り込みが無料になるサービスを開始しています。簡単に言えば
・残高500万円以上 : 月2回無料
・VISAデビット利用 : 月1回無料
合わせて月3回無料になるということですね!
従来から
・ゆうちょ銀行の入出金手数料 : 何度でも無料
ですので利便性が確実に高まっています。すばらしい。
ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。
■普通預金~2週間預金金利比較
・あおぞら銀行 0.20%
・ローソン銀行 0.15% ※残高300万円以上
・GMOあおぞらネット銀行 0.11% ※証券コネクト口座
・SBJ銀行 0.10% ※普通預金プラス
・SBJ銀行 0.10% ※1週間満期
・オリックス銀行 0.10% ※2週間満期
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・イオン銀行 0.10% ※Myステージプラチナ
・東京スター銀行 0.05% ※1週間満期
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.01%
・auじぶん銀行 0.01%
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%
やはり断トツの好金利ですね。
ではこの、ATM手数料も振込手数料も無料となる他、誰でも年0.20%となる、あおぞら銀行BANKの普通預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・断トツの好金利と利便性を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月20日まで。
>>>あおぞら銀行BANK/普通預金について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】ATM手数料も振込手数料も無料となる他、誰でも年0.20%となる、あおぞら銀行BANKの普通預金。あなたの評価は?(投票は3月20日まで)
>>>投票はこちら
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