ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.25%」です。
政府の地震調査委員会が公開した全国地震動予測地図が報道されていましたが、その中身を見ると太平洋側の平野部はほぼ紫という状態です。日本に住む限り地震のリスクからは逃れられないということですね・・・。
ただ個別に見てみると今後30年以内に震度6以上の地震が起こる確率について以下都市は低いようです。
・札幌 2.2%
・長崎 3.0%
・山形 4.2%
・松江 4.9%
・青森 5.0%
地震予測がどれくらい正確なものかは分かりませんが、地震リスクが低いということが町の魅力になる時代が来るかもしれませんね。Uターン施策としても有効そうです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、ローソン銀行の普通預金を取り上げました。ローソン銀行では普通預金の残高が300万円を超えると以下のような金利が適用されます。
■ローソン銀行「普通預金」
・残高300万円以上 : 0.15%
300万円以上の残高にのみ適用されるのではなく、残高が300万円以上になると「全ての残高に0.15%が適用される」ということです。
加えて金利計算は日割りでされるようですので、「月末に必ず300万円を超えないといけない」と言ったことを気にしなくてもいいのも良いですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.1」。最高が5つ★なのでかなり高い評価ですね。
残高制限はあるものの、普通預金としてこの金利であれば評価が高いのも当然かもしれません。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月19日まで。
>>>ローソン銀行の普通預金について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1140
前回のコラム:「ローソン銀行:普通預金最大0.15%」
今回は東京スター銀行の「スタードリーム円定期」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がりました。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.08%」となっており、アフターコロナを見据えだいぶ上昇してきました。今月は長期金利の変動幅が「-0.25%~+0.25%」に拡大されましたしね。
定期預金顧客としては更なる金利上昇に期待したいと思います。
さて本題に戻りまして、そのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆にこれ以上金利が下がる前に長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。
後者の可能性を探られている方に選択肢に加えていただきたいのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。
そして今回取り上げる東京スター銀行の「スタードリーム10」は、「金利は期間中変わらず、満期が繰り上がる=預入期間が短縮される可能性がある」仕組み預金ということになります。
楽天銀行や住信SBIネット銀行も同じタイプの仕組み預金を販売していますが、気になる金利条件はこういうことになります。
■東京スター銀行「スタードリーム10」
・最長10年 : 0.25%
0.25%・・・個人的にはもう一声行ってほしい気もしますが、しかし上記の通り10年金利=長期金利は「0.08%」なわけですから、途中解約できないといった制約を考慮しても魅力的な金利水準と言えます。
加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.25%、5年で償還となれば5年=0.25%の金利となります。
もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。
ちなみにどういう場合に繰り上げ償還されるかということですが、もちろん銀行の損得によって決まりますので、
・今より金利が下がる : 償還される
・今より金利が上がる : 償還されない
ということになります。原則的には。その点では預金者の金利観によってこの商品の魅力は変わってくるということですね。
なお念のため楽天銀行と住信SBIネット銀行の同タイプの商品の金利をチェックしてみるとこうなっています。
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・最長10年 : 0.001%
■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ<フラット型>」
・最長10年 : 0.16%
こうしてみると、相対的にはこの東京スター銀行の「スタードリーム10」は良い金利ということですね!と言うか楽天エクステ預金の金利の低さは衝撃的です・・・。
ではこの東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.25%の仕組み預金「スタードリーム10」
。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的には金利が良さそうであることを評価して「★★★★」くらいにしておきます。投票は4月27日まで。
>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.25%の仕組み預金「スタードリーム10」。あなたの評価は?(投票は4月27日まで)
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