ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.27%」です。
報道によれば「希望出生率1.8」を達成した自治体は全1,741市町村中、144のようです。地域別に見ると沖縄を筆頭に九州・沖縄エリアの好調さが目につきます。
それ自体は素晴らしいことだと言ってよいと思いますが、ただ出生率が2を超えない限り人口は減り続けることになりますし、「希望出生率」も分母が出産を希望する女性だとすれば、全体の出生率はさらに低いわけで、人口減少は深刻な「今そこにある危機」と言えます。
環境のことなどを考慮すれば人口はむしろ減るくらいの方がいいというのは事実ですが、他方で経済や財政のことを考えれば人口減少は破綻であり破滅です。
それを避けるためにすべきことはシンプルで、
・子育て支援にもっとお金をつける
・移民を増やす
と言ったことですね。ただ後者にはまだアレルギーがあるのだとすれば、前者について子ども1人あたり月5万円を配布するなどすれば、専業主婦の労働にもちゃんと対価が支払われることになりますし、貧困家庭にお金が直接届くことにもなります。
社会保障の中身を「老人から子どもへ」と変えるべき時が近づきつつある気がします。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「円定期特別金利キャンペーン」を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・
■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」
・1年 :0.13%
1年0.13%ということですね。前回よりは少し下がりました。物足りなく感じる方もいそうです。
一方で誰でも利用できるのはメリットですね。
2021年8月8日までとなっていますのでご注意ください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.4」。真ん中が3つ★なので残念な評価ですね。
金利水準を考えればこんなものなのかもしれませんが・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月5日まで。
>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1202
前回のコラム:「住信SBIネット銀行:円定期1年0.13%」
今回は東京スター銀行の「スタードリーム円定期」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.055%」とジワジワ下がってきました・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。
さてそのように市場金利については残念な状態ですが、そうした中では通常の定期預金以外の商品を検討しても良いかもしれません。そうした場合に選択肢に加えても良さそうなのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。
そして今回取り上げる東京スター銀行の「スタードリーム10」は、「金利は期間中変わらず、満期が繰り上がる=預入期間が短縮される可能性がある」仕組み預金ということになります。
楽天銀行や住信SBIネット銀行も同じタイプの仕組み預金を販売していますが、気になる金利条件はこういうことになります。
■東京スター銀行「スタードリーム10」
・最長10年 : 0.27%
0.27%・・・従来より金利が少し上昇し魅力が増しました。上記の通り10年金利=長期金利は「0.055%」なわけですから、途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。
加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.27%、5年で償還となれば5年=0.27%の金利となります。
もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。
ちなみにどういう場合に繰り上げ償還されるかということですが、もちろん銀行の損得によって決まりますので、
・今より金利が下がる : 償還される
・今より金利が上がる : 償還されない
ということになります。原則的には。その点では預金者の金利観によってこの商品の魅力は変わってくるということですね。
ちなみに今回の商品案内を見てみると「2021年7月以降の新規募集を停止する予定です」との煽り文句が・・・つまりは今回が最後のチャンスということになりそうです。検討されていた方はお見逃しなきよう・・・。
ではこの東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.27%の仕組み預金「スタードリーム10」
。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は7月19日まで。
>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.27%の仕組み預金「スタードリーム10」
。あなたの評価は?(投票は7月19日まで) >>>投票はこちら
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