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ソニー銀行:円定期プラス10年0.3%

執筆者: ginko (2021-07-31)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ソニー銀行:円定期プラス10年0.3%」です。

今回のオリンピックでは日本選手の活躍が目覚ましいですが、ただその中身を見てみると、失礼ながら割と無名の選手が「金星」を挙げる一方で、活躍が期待された選手が敗退するという流れが続いています。

ぱっと振り返っただけでも、内村選手、瀬戸選手、大坂選手、桃田選手の敗戦が思い出されます。体操や競泳では代わりにニュースターが産まれましたが、バドミントンは混合で銅メダルが取れたものの、期待値からすれば「ほぼ全滅」と言った感じなのではないでしょうか。

この結果は「1年延期による選手寿命の到来」「コロナ禍での試合・練習環境の悪化」と言った要因に加え、やはり「自国開催のプレッシャー」も相当強かったものと思います。

敗退した選手の心境を考えると切なくなりますが、とは言えこれで彼ら・彼女らの人生が終わるわけではありませんし、敗北のドラマがあるからこそオリンピックは観戦者の胸を打ちます。

勝った人にも負けた人にも心から感謝を伝えたいです。そして後半戦の日本選手の活躍に期待したいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券の取り扱う「気温連動型個人向けマネックス債  夏祭り」を取り上げました。「東京の8月の気温によって利率が変動する」というもので具体的にはこう説明されています。

■マネックス証券/気温連動型個人向けマネックス債「夏祭り」

・金利 : 0.02% + 0.06% × 35度以上日数

・観測期間 : 2021年8月2日から2021年8月31日まで

・観測地点 : 気象庁が公表する「東京都 東京」

・35度以上日数 : 気象庁が公表する最高気温が摂氏35度以上の日数

つまり東京の気温が35度以上になれば0.06%ずつ増加していくということです。

過去10年の平均は約5日のようですので、そこから考えられる期待値は「0.32%」ということになります。なるほど。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.2」。最高が5つ★なのでかなり高い評価です!

商品性が複雑な割には評価が伸びましたね。ちゃんと暑くなることを期待しておきたいと思います。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は8月25日まで。

>>>マネックス証券が取り扱う「個人向けマネックス債  夏祭り」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1231

前回のコラム:「マネックス証券:気温連動型マネックス債0.32%?」

今回はソニー銀行の円定期預金プラスを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.015%」とジワジワ下がってきました・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。

さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆に当面金利上昇は諦めて長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。

後者の可能性を探られている方に選択肢となるかもしれないのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、ソニー銀行の「円定期プラス」の具体的な金利水準はと言えば・・・

■ソニー銀行「円定期プラス」

・ステップアップ型 : 0.13%→1.00%

・フラット型 : 0.30%

最長10年という期間の制約はあるものの、割と良い金利ですね。

ちなみに最大金利で比較するとステップアップ型の方がいいですが、仮に最長10年まで延長されたとしても平均金利は「0.353%」に留まります。

実際には10年間延長され続ける可能性は低いでしょうし、仮に9年で終わると平均金利は「0.253%」に急落しますので、その点でも後者のフラット型の方が良さそうです。

なおこの条件は8月4日まで募集されているもので、それ以降は別の条件で募集されると思いますのでご注意ください。

では、このソニー銀行が扱う、期間が最長10年で金利が0.30%の仕組み預金「円定期プラス」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」としておきます。投票は8月31日まで。

>>>ソニー銀行の仕組み預金「円定期プラス」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】ソニー銀行が扱う、期間が最長10年で金利が0.30%の仕組み預金「円定期プラス」。あなたの評価は?(投票は8月31日まで)  >>>投票はこちら

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