執筆者: ginko (2021-09-25)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:マネックス債5年0.7%」です。
いよいよ29日に迫った自民党の総裁選ですが、日経新聞の世論調査によれば「次の自民総裁にふさわしい人」は引き続き河野氏が圧倒的で引用するとこのようになっています。
<全体>
・河野氏:46%
・岸田氏:17%
・高市氏:14%
・野田氏:5%
こんなにも差があるのですね。筆者は河野氏の発言・主張がかなりトーンダウンしたこともあって、そこまで他候補との差がなくなってしまいましたが、世論としてはまだ河野氏支持だと言うことです。
とは言えカギを握るのは自民支持層でして、その結果はこのようになっています。
<自民支持層>
・河野氏:51%
・岸田氏:18%
・高市氏:19%
・野田氏:2%
何とこちらは過半数ですね!そして意外にも岸田氏より高市氏の方が支持率が高いです。
議員票の動向からてっきり岸田総理に決まりと思っていましたが、党員票次第では一波乱ありそうですね!これで次の総理が決まるだけに注目です。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行BANKの普通預金を取り上げました。気になる金利はこのようになっております。
■あおぞら銀行BANK/普通預金
・年0.20% ※2021年9月25日現在、税引き前
何と年0.20%という高水準です!すごいです・・・もちろん他行と比較しても断トツですね。
メガバンクの普通預金の金利は概ね年0.001%ですから、それと比較すれば「200倍」の金利ということになります!極めて魅力的です。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.5」。最高が5つ★なのでかなり高い評価です。
金利水準を考えれば当然の評価かもしれませんが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月18日まで。
>>>あおぞら銀行BANK/普通預金について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1270
前回のコラム:「あおぞら銀行:普通預金0.2%+振込ATM無料」
今回はマネックス証券のマネックス債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.05%」と低水準です・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。
さて低金利が続き定期預金には逆風が吹いていますが、代わりの選択肢となりそうなのがマネックス証券のマネックス債です。
社債とは、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品ですが、注意事項としては以下の通りです。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですが、そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例です。今回のマネックス債の金利はと言うとこうなっております。
■マネックス証券:個人向けマネックス債
・5年:0.7%
5年で0.7%ということでなかなかの高水準ですね!定期預金では実現の難しい金利水準となりますので惹かれます・・・。
5年もの市場金利は0.018%であり、如何に高金利か分かります。
ちなみにこのマネックス債の格付けは「BBB」となっています。格付けはいろいろありますが、一般的には「AAA」が最高で、「AA」、「A」と続き、その次が「BBB」ですね。
この「BBB」は多くの機関投資家が投資できる「下限」となっていることから、つまりこのマネックス債は「投資できるギリギリライン」ということですね。その点ではこれはネガティブな材料と言えます。
とは言いつつ5年以内にマネックス証券が倒産してしまう可能性はほぼゼロだとは思いますが。
なお今回のマネックス債の申し込み期間は9月22日~10月12日14時となっています。早晩売り切れる可能性もありますのでご注意ください。
しかしマネックス債をうまく活用すれば新生銀行の買収資金を集めてマネックスがホワイトナイトになれそうな気もしますね。
では、このマネックス証券の発行する個人向け社債である、5年0.7%のマネックス債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが金利水準を考慮して「★★★★★」としておきたいと思います。つまり満点ですね。投票は10月25日まで。
>>>マネックス証券の個人向けマネックス債について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】マネックス証券の発行する個人向け社債である、5年0.7%のマネックス債。あなたの評価は?(投票は10月25日まで)
>>>投票はこちら
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