執筆者: ginko (2021-11-22)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期3年0.22%、5年0.25%」です。
前回の当欄でも取り上げた立憲民主党の党首選ですが、経済政策についての主張を抜粋するとこういうことのようです。
・逢坂氏:日銀による金融緩和でも消費が伸びなかった。短期的な減税は消費喚起のために有効。
・小川氏:減税と財政出動で支える。
・泉氏:新型コロナウイルス禍で非常時の対応として減税策。
・西村氏:格差是正のための経済政策と同時に雇用政策が必要。
いかがでしょう?各氏が消費税減税を唱えていますが、減税は直接消費の増加に結びつかない上に、税率を元に戻した後で大きな反動減があるのが分かり切っているので悪手だと思います。
加えて日本の構造的な課題は「少子高齢化」であって、そこに踏み込む人が一人もいないのは残念です。
筆者は今のところ立憲民主党を支持する気にはなれないですね・・・野党にスポットライトが当たるのはいいことだと思いますが。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座を取り上げました。気になる金利はこうなっています。
■あおぞらGMOネット銀行の「証券コネクト口座」
・年0.11%
いつでも振り替えて出金できるという意味では「ほぼ普通預金」と考えてよいと思いますが(実際、商品設計としては普通預金だと思いますが)、通常金利は0.11%ということで高水準ですね!
預金金利自体はあおぞら銀行BANKの方が高いですが・・・。
>>>あおぞら銀行BANKについて詳しくはこちら
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価です。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月13日まで。
>>>GMOあおぞらネット銀行の「証券コネクト口座」について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1306
前回のコラム:「GMOあおぞらネット銀行:証券コネクト口座0.11%」
今回はオリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.070%」と低水準です・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。
さてそのように市場金利については残念な状態ですが、そうした中でも高金利を維持している銀行もありますね。そうした銀行の1つがオリックス銀行ですね。現状の定期預金金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年 :0.17%
・3年 :0.22%
・5年 :0.25%
※2021年11月22日現在、年利、税引き前、100万円以上
ボーナス商戦を意識していから従来より少し金利を引き上げてきたわけですね!中でも3年0.22%、5年0.25%が魅力的です。
1日も長くこの好金利を続けていってほしいものです。
なおオリックス銀行の預金商品の中では2週間で満期が来る「2週間定期預金」も人気です。こちらの金利はこうなっています。
■オリックス銀行「2週間定期預金」
・2週間 :0.07%
※2021年11月22日現在、年利、税引き前
こちらも高水準です。参考にしてみてください。
またオリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。
このまま引き続き安定経営を続け、繰り返しになりますが魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。
ではここで主要な銀行の3年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■3年もの定期預金金利比較(100万円以上)
・SBJ銀行 0.35% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.22%
・東京スター銀行 0.20% ※新規客など
・新生銀行 0.15%
・あおぞら銀行 0.15% ※インターネット支店
・auじぶん銀行 0.03%
・楽天銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.00%
やはりオリックス銀行の金利は好金利ですね!
ではこの3年ものが0.22%、5年ものが0.25%となるオリックス銀行の「eダイレクト預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は12月22日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】3年ものが0.22%、5年ものが0.25%となるオリックス銀行の「eダイレクト預金」。あなたの評価は?(投票は12月22日まで)
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