ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBJ銀行:円定期1年0.25%、3年0.35%」です。
先週の当欄でも取り上げた「オミクロンショック」ですが、まだ金融市場には余震が続いている感じですね。今わかっていることはほとんどありませんが、少なくともヨーロッパや南アフリカのサンプルをもとにすると
・感染力はデルタ並みに強い。
・ワクチンを打っていても、すでにコロナに感染した人も感染する。
・患者はほとんど無症状か軽症。
と言った感じでしょうか。
ポイントは3つ目ですね。つまり今のところその毒性はあまり強くなさそうということです。
もちろん過信は禁物ですし、今後数週間でよりハッキリしたデータが出てくるのでしょうけれど、本当に毒性が強くないのであれば「ただの風邪」という可能性もあります。オミクロンがほかのコロナを淘汰して、ただの風邪として収束していくことを期待したいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券の取り扱う個人向け国債を取り上げました。最新の金利はと言うと以下の通りです。
■個人向け国債
・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.07%
変動10年タイプの金利は長期金利の上昇傾向を受けて、これまでの0.05%=つまり下限金利から久しぶりに0.07%へ上昇したわけですね。
長期金利が今の水準で推移すると今月には再び最低水準である0.05%に低下しそうですが、それはともかく先月金利改定を迎えた過去の変動10年タイプの金利も一斉に0.07%に引き上げられたわけで、久々に変動金利タイプのメリットを実感できたことになります。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.3」。真ん中が3つ★なので低い評価です。
やはり金利が0.05%前後だと満足できないですか・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月27日まで。
>>>マネックス証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1315
前回のコラム:「マネックス証券:個人向け国債変動0.07%」
今回はSBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.050%」と低水準です・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。
さて12月となり、定期預金キャンペーンとしてはいよいよ「繁忙期」に入ってくるわけですが、今回の大本命はなぜか9月からスタートしているSBJ銀行のこのキャンペーンですね。
韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行は「いつも金利がいい」のが魅力ですが、この「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン第3弾」の金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン第3弾」
・1年:0.12%→0.25%
・2年:0.15%→0.30%
・3年:0.15%→0.35%
・5年:0.20%→0.35%
どの金利も通常金利から大幅に引き上げ、かなりの好金利ですね!
今回は新規客・既存客の違いなく、みんながこの金利を享受できるというのも注目です。
キャンペーン期間は2月9日までという超ロングランですが、途中で終了する気もします。気になった方は早めに申し込みください。
ちなみにSBJ銀行の魅力としては、普通預金などの期間が短い預金も高水準という点が挙げられます。特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」の金利水準はこうなっています。
■SBJ銀行/特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」
・通常利息0.02%+追加利息0.08%=0.10%
高水準ですね・・・しかも普通預金ですのでATMからの入出金や振り込みもできるようです。
となると気になるのが「追加利息」の仕組みですが、
・月内の最低残高(毎日の最終残高のうち最も低い最終残高、上限1,000万円)に対し、1ヶ月分の追加利息が翌月支払われる
とのことで、特に落とし穴はなさそうです。
あえて言えば、1ヶ月の普通預金の最低残高を基準にその0.08%が追加で支払われるわけですから、お金を引き出すのは月初が良さそうです。
ちなみにSBJ銀行は「J」という頭文字がついているように、日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。
ご興味がある方は検討してみてください。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.25% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・オリックス銀行 0.17%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・ソニー銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・auじぶん銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
やはり、SBJ銀行は好条件です。
ではこの1年0.25%・3年0.35%となる、SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン第3弾」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利を評価して「★★★★★」としたいと思います。つまり満点ということですね。投票は1月4日まで。
>>>SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年0.25%・3年0.35%となる、SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン第3弾」。あなたの評価は?(投票は1月4日まで)
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