執筆者: ginko (2021-12-18)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ソニー銀行:円定期6ヶ月0.13%、1年0.13%」です。
なかなか落ち着かないコロナ禍ですが、需要は意外と順調に回復する一方で供給はなかなか戻らず、結果的に世界でインフレ傾向が顕著です。
日本でも輸入物価は大きく上昇しています。なぜか最終的な消費者価格は低いままですが・・・。
そうしたインフレ傾向に対応するため、各国の中央銀行が徐々に金融緩和の縮小、そして利上げへと着実に「正常化」のステップを踏んでいます。
金融正常化はもちろん景気回復の証左でもありますので歓迎したいと思いますが、気になるのが、膨れに膨れた世界の債務がちゃんと減少していくのかどうかという点です。
今後世界的に少子高齢化が進む中で「日本化」の動きが広がるとすれば債務を減らすのは難しそうですが、世界の財政がこれ以上悪化しないことを祈りたいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「円定期特別金利キャンペーン」を取り上げました。その気になる金利は・・・
■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」
・1年 :0.10%
1年0.10%ということですね。前回は0.13%でしたので、また少し下がったことになります・・・物足りなく感じる方もいそうです。
一方で誰でも利用できるのはメリットですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.5」。真ん中が3つ★なので今ひとつの評価です。
0.1%という金利を考慮すればこんなものかも知れませんが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月11日まで。
>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1327
前回のコラム:「SBJ銀行:円定期1年0.25%、3年0.35%」
今回はソニー銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.045%」と低水準です・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。
さてそのように市場金利については残念な状態ですが、12月に入りいよいよ定期預金キャンペーンのシーズンに入ってきましたね!
そうした2021年冬のキャンペーンの1つが今回取り上げるソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」です。気になる金利はと言うと
■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.13%
・1年 :0.13%
どちらも0.13%ということですね。恒例の金利水準は0.15%だったわけですが、前々回から0.13%になってしまいました。
今のところ定期預金金利の高金利の目安は0.20%程度であることを考えれば物足りないですね。
ちなみにこちらのキャンペーンは2月28日までとなっております。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.25% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・オリックス銀行 0.17%
・ソニー銀行 0.13%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・住信SBIネット銀行 0.10%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・auじぶん銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
ソニー銀行の金利は他行の金利が下がった現状ではまずまずの水準という見方もできるかもしれませんが。
ではこの、6ヶ月もの・1年ものが0.13%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいとしておきます。投票は1月19日まで。
>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】6ヶ月もの・1年ものが0.13%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は1月19日まで)
>>>投票はこちら
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
銀行.info メインメニュー