執筆者: ginko (2022-01-15)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ローソン銀行:円定期6ヶ月0.20%」です。
コロナ禍に伴う大規模な財政出動で財政悪化は避けられない・・・と思いきや、報道によれば政府は国と地方の基礎的財政収支=プライマリーバランスの黒字化の時期を2027年度から26年度へ前倒しするとのことです。本当ですか!
財政再建派の筆者からすれば喜ばしいことですが、今後、様々なコロナ救済策が終了し、歳出も「正常化」していくのだとすればちょっと信じがたい気もします。
「永遠の5年後」とならないよう、有権者はしっかりチェックしていきたいものですね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年 :0.20%
・3年 :0.22%
・5年 :0.25%
※2022年1月15日現在、年利、税引き前、100万円以上
1年ものの金利がアップし、主要な期間はいずれも0.2%以上の水準となりました!魅力的ですね。
1日も長くこの好金利を続けていってほしいものです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.1」。最高が5つ★なのでかなり良い評価です!
やはり全期間で金利が0.2%以上だと魅力的ですね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月7日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1364
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期1年0.20%、5年0.25%」
今回はローソン銀行の「定期預金キャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.145%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。
さてそのように市場金利については期待薄な状態ですが、1月に入りいよいよ冬の定期預金キャンペーンも佳境ですね。
そうしたものの1つが今回取り上げるローソン銀行の「定期預金キャンペーン」です。気になる金利はこのようになっています。
■ローソン銀行「定期預金キャンペーン」
・1ヶ月 : 0.20%
・2ヶ月 : 0.20%
・3ヶ月 : 0.20%
・6ヶ月 : 0.20%
期間は1年未満ながら、金利は0.20%ということで魅力的です。誰でも利用できる点もいいですね。まだまだ少数かもしれませんが、既存のローソン銀行の顧客も利用できるということです。
6ヶ月ものであれば半年後の夏のボーナス時にも高金利で乗り換えられるかもしれませんしね。
キャンペーンは2022年1月31日までとなっています。
ちなみにそのローソン銀行ですが、もちろんあのコンビニエンスストアのローソンが立ち上げた新規参入銀行です。
セブンイレブンの銀行がセブン銀行なら、ローソンの銀行はローソン銀行というわけですね。普通預金も300万円以上預けると金利がアップするので魅力的です。
■ローソン銀行「普通預金金利優遇」
・普通預金 : 0.15% ※残高300万円以上の場合
また、金利以外のメリットとしてはローソン銀行のATMが以下の時間帯無料になる点が挙げられます。
・7:00~19:00
それ以外の時間帯も110円ということで割安ではあります。
もう1つはポイントサービスである「Ponta」との連携ですね。例えばクレジットカードである「ローソンPontaプラス」を利用すれば100円ごとに4ポイントもらえます。
こうした点が魅力的に感じる方はご検討ください。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.25% ※キャンペーン金利
・ローソン銀行 0.20% ※6ヶ月、キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・auじぶん銀行 0.20% キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.17%
・ソニー銀行 0.13%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・住信SBIネット銀行 0.10%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
ローソン銀行の金利はトップクラスということですね!
ではこの、1年未満の定期預金金利が0.20%となるローソン銀行の「定期預金キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相応に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月15日まで。
>>>ローソン銀行の「定期預金キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年未満の定期預金金利が0.20%となるローソン銀行の「定期預金キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は2月7日まで)
>>>投票はこちら
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
銀行.info メインメニュー