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新生銀行:3ヶ月1.0%+最大8千ポイント

執筆者: ginko (2022-05-07)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「新生銀行:3ヶ月1.0%+最大8千ポイント」です。

世界的なインフレが続いていますが、特に価格が上昇しているのがエネルギーですね。これはウクライナ危機に伴う対ロシア制裁の影響も大きいのだと思います。

エネルギーを海外に依存している小資源国の日本にとっては由々しき問題ですが、ただ平和な時代には想像しづらかったエネルギー安全保障を再考する機会ですね。

エネルギーの輸入元を「西側」に組み替えていきながら、海外依存度を下げていく。短期的には原子力を再稼働させていきながら、中長期的には再生可能エネルギーを増やしていくというしかなさそうです。

そんな期待の星の再生可能エネルギーですが、日経新聞の記事によれば太陽光の出力抑制要請が増えており、このままのペースで増え続ければ、2030年には北海道と東北の出力抑制率が4割を超えるとのことですね!

何とも勿体ない話です。

送電線の容量を現在の2倍に増やすには4~5兆円の費用がかかるようですが、エネルギー価格の高騰が続き、再生可能エネルギーの価格優位が強まるのであれば経済合理性もありそうな気がしますがどうなのでしょうね。

温暖化対策にも景気対策にもなるわけですから一石三鳥です。ぜひ推進してほしいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行BANKの「BANK  The 定期」を取り上げました。

あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、BANK支店改めBANKでは、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。現状の「BANK  The 定期」の金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行BANK/BANK The 定期

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.20%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2022年5月7日現在、税引き前

特に1年ものにフォーカスして金利が高いわけですが、やはりその1年0.20%が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利より高いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.9」。最高が5つ★なので良い評価です。

金利が安定している点も評価されているのかもしれませんね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月30日まで。

>>>あおぞら銀行BANKの「BANK  The 定期」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1444

前回のコラム:「あおぞら銀行:円定期1年0.20%」

今回は新生銀行のスタートアップ円定期預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.240%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。

いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。

さてそのように市場金利についてはまだ低水準にある中で高金利を維持している銀行もあります。そうした銀行の1つが新生銀行 です。

新生銀行の新規客限定「スタートアップ円定期預金」の気になる金利はと言うと・・・

■新生銀行「スタートアップ円定期預金」

・3ヶ月 : 1.0%


期間は3ヶ月と短いですが、それでも金利は1.0%かなりの好金利になっています!

足元の3年もの市場金利は-0.032%とマイナス水準です。これはつまり銀行からすれば預金を集めれば集めるほど損をする状態とも言えるわけで・・・採算を度外視した金利水準ということですね。

加えて新生銀行は「スタートアップ円定期預け入れで最大8,000ポイントプレゼントキャンペーン」を実施中です。

その特典はこうなっています。



8,000ポイントのハードルは高そうですが、余裕資金が100万円あれば4,500ポイントはもらえそうですね。ぜひエントリーしてみてください。

さらに新生銀行の場合残高別の優遇制度を提供しておりまして、この定期預金に200万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり以下のような優遇が受けられます。

・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・コンビニATM手数料 : 何回でも無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇


分かりやすいのはネット振込みとコンビニATM手数料無料ですが、手数料削減メリットが利息のメリットよりはるかに大きいのは間違いありません。

一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月5回無料というのは月1,500円。コンビニATMの手数料が200円としてこちらも月5回使うとすると月1,000円。合わせて年間30,000円。元本が200万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年1.875%」相当の利回りということになりますね。

それぞれ月5回ずつ、いつも使うかどうかは別にしても、1.00%の金利を上回る経済的メリットがあるということです。

こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。

最後に主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

新生銀行 1.00% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・UI銀行 0.20%
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・オリックス銀行 0.17%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・auじぶん銀行 0.05%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・ソニー銀行 0.02%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%

期間は3ヶ月ながら、やはり金利水準としては突出していますね。

ではこの、新規客には3ヶ月円定期の金利が1.0%となる、新生銀行の「スタートアップ円定期預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月7日まで。

>>>新生銀行の「スタートアップ円定期預金」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】新規客には3ヶ月円定期の金利が1.0%となる、新生銀行の「スタートアップ円定期預金」。あなたの評価は?(投票は6月7日まで)  >>>投票はこちら

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