ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:日照時間連動型マネックス債0.35%?」です。
先週の当欄でも取り上げたようにコロナの新規感染者が爆増し過去最大を更新していますが、今のところ重症者数は少なく、病床にも余裕がある状態です。
世界でもゼロコロナにこだわっているのは中国と北朝鮮くらいなもので、ほとんどの国は正常化に舵を切っており、日本もやはり正常化を進めていくしかないのでしょうね。
医療機関の逼迫具合にもよりますが、感染が早く拡大した方が早く収束するという考え方もありますしね。
そうした中、政府も濃厚接触者の待機期間を大幅に短縮するなどの新たなコロナ対策を発表しています。
もどかしさを感じなくはないものの、着実に「アフターコロナ」に向かっていってほしいものです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券の光通信社債を取り上げました。気になる金利はと言うと以下の通りです。
■SBI証券が取り扱う、光通信社債
・株式会社光通信 第40回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・利率:0.83%~1.23%(仮条件)
・期間:約7年
残念ながらまだ仮条件ということで「0.83%~1.23%」となっていますが、大体このレンジの真ん中くらいに決まることを踏まえれば「約1.03%」ということになります。
正式決定は7月26日のようですので気になる方はチェックしてみてください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.7」。真ん中が3つ★ですからイマイチの結果ですね。
金利が1%前後であることを考えればもう少し良い評価でもいい気がしますが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は8月16日まで。
>>>SBI証券が取り扱う、光通信社債について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1494
前回のコラム:「SBI証券:光通信社債7年約1.03%」
今回はマネックス証券の取り扱う「日照時間連動型個人向けマネックス債 夏祭り」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.215%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
さて、そのように金利が低迷している中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした方の候補となるかもしれないのがマネックス証券の取り扱う「日照時間連動型個人向けマネックス債
夏祭り」です。「夏祭り」という微妙なネーミングですが、それはともかく金融商品としてはマネックスが発行する社債ですね。
社債とは、利率は最初から決まっていて満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の点が挙げられます。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、今回のマネックス債にはさらにとてもユニークな商品性が付加されています。何かと言えば「つくばの日照時間に応じて利率が変動する」というものです。具体的にはこう説明されています。
■マネックス証券/日照時間連動型個人向けマネックス債「夏祭り」
・金利 : 0.21% + 0.02% × つくばの日照時間が10時間以上の日数
・観測期間 : 2022年8月2日(火)~2022年8月31日(水)まで
・観測地点 : 気象庁が公表する「茨城県 つくば(館野)」
・10時間以上日数 : 気象庁が公表する日照時間が10時間以上の日数
つまりつくばの日照時間が10時間以上になれば金利が0.02%ずつ増加していくということです。
ただこれだけだと全然イメージがわかないので過去10年の平均をチェックしてみると「7日」ということのようです。
とすると金利はこうなります。
・10時間以上の日/7日 = 0.35%
であれば金利は悪くなさそうですが、今年の夏はどうなるのでしょうか。今のところ天気はあまりよろしくありませんが。
なお格付けはBBB+ということで今ひとつですが、1年後にマネックスが破綻していることはまずなさそうですし、1万円から投資できるのは手軽ではあります。
申し込み期間は8月1日までとなっていますのでご注意ください。
では、このマネックス証券が取り扱う、つくばの8月の日照時間によって金利が変動し、過去データからすると0.35%程度になりそうな「個人向けマネックス債
夏祭り」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は8月24日まで。
>>>マネックス証券が取り扱う「個人向けマネックス債
夏祭り」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】つくばの8月の日照時間によって金利が変動し、過去データからすると0.35%程度になりそうな「個人向けマネックス債
夏祭り」。あなたの評価は?(投票は8月24日まで) >>>投票はこちら
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