執筆者: ginko (2022-09-04)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期1年0.30%」です。
円安が再び加速していますね。8月はインフレピークアウトの兆しから一旦、円高に巻き戻されましたが、その後ジャクソンホールでのパウエルFRB議長のタカ派発言をキッカケに円安に転じました。
正直、パウエル議長がインフレに対して断固たる姿勢を取るのは当然であって、それが材料になるとは思っていませんでしたが、株価が暴落するなど結果的には大きな影響が出ました。
金融市場の短期的な動きはよく分からないですね・・・。
ただ円安は日本経済全体にとってはプラスの効果が大きいですね。 日経新聞の記事によれば「企業業績の円安効果は薄れる」とのことですが、薄れているだけであってプラスはプラスです。
円安効果をテコに日本経済が活性化することを期待したいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券が取り扱うSBIホールディングス債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。
■SBI証券:SBIホールディングス株式会社 第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・4年:1.09%
期間4年で1.09%ということですから高金利ですね!
また、4年後にSBIホールディングス社の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.3」。最高が5つ★ですからかなり良い評価ですね。
でもってSBI証券のサイトを探しても見つからないので早速売り切れたようですね。1,000億円の募集だったのですが・・・すごい。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月27日まで。
>>>SBI証券の口座開設はこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1523
前回のコラム:「SBI証券:SBIホールディングス債4年1.09%」
今回はオリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.235%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
さてそのように市場金利についてはまだ低水準にある中で、積極的に高金利を維持している銀行もあります。そうした銀行の1つがオリックス銀行
です。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.15%
・3年:0.22%
・5年:0.27%
・7年:0.30%
※2022年9月4日現在、年利、税引き前、100万円以上
3年もの以上は0.2%台であり、7年ものについては0.3%台に乗るわけですから高水準ですね。
加えて9月1日から新規口座開設キャンペーンが始まり、以下2つの条件を満たした人に1年もの定期預金の金利が0.30%となるキャンペーンを実施中ですね。
・9月1日から10月1日:口座開設
・10月3日から10月16日:1年もの定期預金を預入
定期預金の預入期間が2週間とまぁまぁタイトですが、ただ仮に間に合わなくてもオリックス銀行は恒常的に金利が良い銀行ですので、口座を作っておいて損は無さそうです。
なおオリックス銀行の預金商品の中では2週間で満期が来る「2週間定期預金」も人気です。こちらの金利はこうなっています。
■オリックス銀行「2週間定期預金」
・2週間 :0.07%
※2022年9月4日現在、年利、税引き前
オリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。
このまま引き続き安定経営を続け、繰り返しになりますが魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。
ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 1.00% ※新規客向け、3ヶ月
・オリックス銀行 0.30% ※新規客向け、キャンペーン金利
・UI銀行 0.30% ※キャンペーン金利
・新生銀行 0.20% ※1ヶ月
・SBJ銀行 0.20% ※新規客向け
・東京スター銀行 0.20% ※新規客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・auじぶん銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・住信SBIネット銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・ソニー銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
やはりオリックス銀行の金利は好金利ですね!
ではこのキャンペーンで新規客向けの金利が1年0.30%となる、オリックス銀行の「eダイレクト預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は10月4日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
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【読者アンケート】キャンペーンで新規客向けの金利が1年0.30%となる、オリックス銀行の「eダイレクト預金」。あなたの評価は?(投票は10月4日まで)
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