ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天銀行:エクステ15年0.23%」です。
気が付けばウクライナ軍が、東部のハルキウ周辺で反転攻勢での歴史的な成功を収めたようですね。わずか4日で巨大なエリアを奪い返したということですから、すごいです。
しかもその攻勢スピードは衰えることなく、イジューム、クピャンスクと言った要衝を押さえ、リマンも攻略し、激戦の上に奪われたセベロドネツクに迫っているようです。
自分の国を取り返すという士気の高さはもちろんあるのでしょうけれど、戦いには勢いも大事ということなのだと思います。
言い換えれば、軍隊は負け始めたら崩壊は早いと言う事なのかもしれません。誰も死にたくないですから、負け戦と分かれば腰が引けると言う事なのでしょう。
いずれにしても筆者はもちろん、ウクライナを応援する立場ですので、ウクライナ軍の勝利を素直に喜びたいと思います。
もちろんその影では双方、そして民間人の血が多く流れているのは間違いありませんが・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.15%
・3年:0.22%
・5年:0.27%
・7年:0.30%
※2022年9月11日現在、年利、税引き前、100万円以上
加えて9月1日から新規口座開設キャンペーンが始まり、以下2つの条件を満たした人に1年もの定期預金の金利が0.30%となるキャンペーンを実施中ですね。
・9月1日から10月1日:口座開設
・10月3日から10月16日:1年もの定期預金を預入
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。最高が5つ★ですからまずまずの評価ですね。
0.3%台という金利を考えればもう少し評価が良くてもいい気もしますが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月4日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1528
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期1年0.30%」
今回は楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.245%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
ただそうは言いつつ以前より長期金利が上昇する中で、金利が上昇している定期預金がないか気になるわけですが、ダイレクトに影響しそうなのが先週も取り上げた仕組み預金です。と言うのも仕組み預金は一般的に預入期間が10年以上と長く、より長期金利に連動しやすいからですね。
ちなみに仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。
ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、楽天銀行の「楽天エクステ預金(フラット)」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・10年タイプ : 0.002%
・15年タイプ : 0.230%
10年タイプは相変わらずめちゃくちゃ低金利ですね・・・仮にそれぞれ満期まで運用できたとして元本を100万円とすると利息はそれぞれ
・10年タイプ : 10年で160円
・15年タイプ : 15年で2万7,450円
ということで少なくとも10年タイプについては、この金利で運用したいと思う人は皆無なのではないかと思います。上記の通り途中で解約できませんからね!
他方で15年タイプはそれなりの利率であることから、15年で見ればそれなりに利息らしい利息が出てくることが分かります。
金利が今より低下すれば継続されずに満期を迎えてしまうと思うので、その点でもより金利の高い15年タイプの方が有利ですね。
ぶっちゃけ、楽天銀行にとっては「10年タイプはいらない」ということなのでしょう。
ではこの15年タイプ0.230%となる、楽天銀行の仕組み預金「楽天エクステ預金(フラット)」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいですかね。投票は10月11日まで。
>>>楽天銀行の楽天エクステ預金について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】15年タイプ0.230%となる、楽天銀行の仕組み預金「楽天エクステ預金(フラット)」。あなたの評価は?(投票は10月11日まで)
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