ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.53%」です。
5年に1度開催される中国共産党大会において、習近平氏の異例となる総書記3期目が決定的になりました。
報道では、3期目に反対した胡錦涛前総書記が退場させられる姿が何とも印象的でした。
他民族国家であり、広大な面積と人口を有する中国で国土と政治の一体化を保とうとすると、中央集権化するのは当然のように思える一方で、ロシアもそうですが、独裁政治と言うのは少しずつ、気付かない間に進んでいくものだとも感じます。
そして後から悔やんでも時すでに遅しです。
その点ではいくら不満があっても、問題があっても、民主主義体制の国に住んでいる我々は幸運だと言えそうです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の「SBJモアキャンペーン」を取り上げました。金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「モア+キャンペーン」
<新規客>
・1年:0.22%
・2年:0.27%
・3年:0.32%
・5年:0.35%
<既存客>
・1年:0.20%
・2年:0.25%
・3年:0.30%
・5年:0.35%
どの金利も通常金利から大幅に引き上げ、かなりの好金利ですね!特に5年ものは新規客・既存客ともに0.35%の高水準です。
キャンペーン期間は12月30日までと十分余裕がありますね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★ですからまずまずの結果ですね。
金利水準から考えればもう少し良くてもいいような気もしますが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月16日まで。
>>>SBJ銀行の「SBJモアキャンペーン」について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1558
前回のコラム:「SBJ銀行:円定期3年0.32%、5年0.35%」
今回は東京スター銀行の「スタードリーム10」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.250%」とついに上限に達していますが、やはり低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
ただそうは言いつつ以前より長期金利が上昇する中で、金利が上昇している定期預金がないか気になるわけですが、ダイレクトに影響しそうなのが仕組み預金です。と言うのも仕組み預金は一般的に預入期間が10年以上と長く、より長期金利に連動しやすいからですね。
ちなみに仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そうした制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。
そして今回取り上げる東京スター銀行の「スタードリーム10」は、「金利は期間中変わらず、満期が繰り上がる=預入期間が短縮される可能性がある」仕組み預金ということになります。
楽天銀行や住信SBIネット銀行も同じタイプの仕組み預金を販売していますが、気になる金利条件はこういうことになります。
■東京スター銀行「スタードリーム10」
・最長10年 : 0.53%
0.53%ということで以前の水準と比較すればだいぶ上昇してきました。もちろん通常の定期預金と比較しても良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。
加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.53%、5年で償還となれば5年=0.53%の金利となります。
もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。
他方で上記の通りすでに長期金利が上限に達している点を踏まえれば、この仕組み預金も「現行の金利環境ではこのあたりが金利の上限」とも言えそうです。
参考になさってください。
なおどういう場合に繰り上げ償還されるかということですが、もちろん銀行の損得によって決まりますので、
・今より金利が下がる:償還される
・今より金利が上がる:償還されない
ということになります。原則的には。
つまり預金者の金利観によってこの商品の魅力は変わってくるということですね。
ではこの東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.53%の仕組み預金「スタードリーム10」
。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は11月23日まで。
>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.53%の仕組み預金「スタードリーム10」
。あなたの評価は?(投票は11月23日まで) >>>投票はこちら
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