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SBI証券:東急社債5年約0.43%

執筆者: ginko (2022-11-20)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:東急社債5年約0.43%」です。

世論を巻き込んで大きなうねりとなった旧統一教会問題ですが、霊感商法に対する救済措置としては、消費者契約法が改正され、

・取消権の行使期間延長
・取り消せる霊感商法の拡大

の2点で、対策が拡充されることになりました。

それ自体は素晴らしいことなのですが、なぜか抜本的な解決策にならない気がするのはなぜでしょう?今までこの消費者契約法では被害が抑えられなかったからかもしれません。

やはり「後から救済する」方策だけでなく、「被害を未然に防ぐ」対策についても深掘りしてほしいものです。

その点ではフランスにあるような「反セクト法」に似たものがあればかなり画期的だと思うのですがどうでしょうか?

国会での建設的な議論に期待したいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行のパワーダイレクト円定期預金を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金」

・1ヶ月 : 0.2%

・3ヶ月 : 0.1%
・6ヶ月 : 0.1%

1ヶ月ものの金利が一番高いという謎設定ですね・・・この金利であれば1ヶ月0.2%の一択となります。ずっと継続し続ければいいわけですからね。

この高金利が続いてほしいものです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.2」。最高が5つ★ですから高い結果です。

1ヶ月で0.2%は魅力的だということですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月13日まで。

>>>新生銀行の「パワーダイレクト円定期預金」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1577

前回のコラム:「新生銀行:円定期1ヶ月0.20%」

今回はSBI証券が取り扱う東急社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.240%」と上限に近いですが、やはり低水準です。

いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。

さて本題に戻りまして、時期的には11月ということで定期預金キャンペーンについては「閑散期」となっていますが、そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手ですね。

そうした場合に候補になりそうなのでが、SBI証券が取り扱う東急株式会社社債です。要は電鉄大手である東急が発行する社債です。

社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、この東急株式会社社債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:東急株式会社 第13回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)

・5年:0.33%~0.53%


まだ仮条件ですが、通例ではその真ん中くらいですから期間5年で0.43%とすると悪くない金利ですね。

また、5年後に東急の経営が傾いてしまっている可能性も絶対ないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良企業から一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースは0ではありません。過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。

ただ東急株式会社の格付けはR&Iの評価で「A+」、JCRの評価で「AA-」ということですから、信用力は高いです。そりゃそうですよね。

そう考えると、この金利はそれなりに魅力的だと思います。ただ発行額は100億円ですか・・・あっと言う間に売り切れそうです。

募集期間は1日(木)12時~14日(水)14時となっていますので気になる方はチェックしてみてください。

ではこの、SBI証券が取り扱う5年約0.43%の「東急株式会社社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は12月20日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


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