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SBI証券:ソフトバンク社債5年0.98%

執筆者: ginko (2023-02-25)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:ソフトバンク社債5年0.98%」です。

ウクライナ侵攻からもう1年ですか・・・早い。ロシアはすでに支配地域の5割を失っているということですが、まだ5割も占領しているという見方もできるかもしれません。

この無意味で無慈悲な戦争によって、民間人も含めれば双方に5万人以上の死者が出ているという推計もあります。

1人の人生を奪うだけでも大罪なのに10万人とは・・・もちろんその責任は一重にプーチンにあるわけですが、ただ民主的なプロセスを経て独裁者が生まれたという事実から目を背けるわけにはいきませんね。

実際のところナチス政権も民主的な選挙によって誕生しました。

ぶっちゃけて言えば我々は「強い政治家」が好きなのでしょうけれど、政治家に強い権限を与えるというのはとても危険だということですね。

100年経っても我々人類は全く進歩していないという気もしますが、明日はわが身。自分のこととしてしっかり学びたいものです。

そしてもちろん、1日も早く戦争が終結することを祈りたいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券が取り扱う三井住友フィナンシャルグループ無担保社債を取り上げました。気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、三井住友フィナンシャルグループ無担保社債

・商品名:株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第16回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)
・満期償還日:2033/3/16
・期間:約10年
・利率:(仮条件)年1.400%~年2.000%

まだ条件決定前なので仮条件ですが、ちょうど真ん中あたりで決まるとすると期間10年で約1.7%ということになります。高利回りですね!

三井住友フィナンシャルグループの格付けもJCRで「A+」となっており安心できます。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.9」。真ん中が3つ★ですからちょっぴり残念な評価です。

仮条件というのもありますが、期間10年が長すぎるということかもしれません。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月18日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、三井住友フィナンシャルグループ無担保社債について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1660

前回のコラム:「SBI証券:三井住友FG社債10年約1.7%」

今回はSBI証券が取り扱うソフトバンクみらい創出ボンドを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。

とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.500%」という事で早速新しい上限に達しています。

さてそうは言いつつ、なかなか定期預金金利が上昇しない中で、高金利での運用を求めている人にとって、検討対象となるかもしれないのが、今回ご紹介するSBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債です。

社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

このソフトバンク株式会社無担保社債はその名の通り「無担保」ですから尚更ですね。簡単に言えば、ソフトバンク株式会社経営破綻した場合にお金が取り戻せる可能性はかなり低いということです。

逆に言えばその分だけ金利が高いということですが。

ではこのSBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、ソフトバンク株式会社無担保社債

・商品名:ソフトバンク株式会社 第19回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(愛称:ソフトバンクみらい創出ボンド)
・満期償還日:2028/3/10
・期間:5年
・利率:年0.98%

期間5年で0.98%ということですから高利回りですね!ただ最近のソフトバンク社債はもっと金利が高かったので多少の違和感を感じなくもないですが、その理由は

・ソフトバンク株式会社社債



・ソフトバンクグループ株式会社社債

とは違うということなのでしょう。たとえば後者の「第5回ソフトバンクグループ 劣後社債」は期間5.9年で年2.92%となっています。様するに信用力が異なるわけですが、具体的にはこのようになっています。

・ソフトバンク株式会社:A+(R&I)

・ソフトバンクグループ株式会社: BB+(S&P)

格付け会社は違うものの、前者は投資適格なのに対して後者は「投資不適格」です。とすると金利が違うのも当然ですね。

ソフトバンク株式会社は盤石な携帯ビジネスがあるのに対して、ソフトバンクグループは目下、ファンドビジネスが悲惨な状況ですので信用力が変わってくるということなのでしょう。

その点ではこの金利水準は妥当なのだと思いますが、ソフトバンクグループの高利回りを見てしまうとちょっと物足りない気もしますね。

ちなみにこの社債の販売期間は「2/24(金)12:00 ~ 3/9(木)14:00」となっていますが、どのような売れ行きを示すのか気になるところです。

ではこの、期間が5年で金利が0.98%の、SBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債「ソフトバンクみらい創出ボンド」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがありつつも好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。アンケートの投票は3月25日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンク株式会社無担保社債「ソフトバンクみらい創出ボンド」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】期間が5年で金利が0.98%の、SBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債「ソフトバンクみらい創出ボンド」。あなたの評価は?(投票は3月25日まで)  >>>投票はこちら

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