ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天銀行:エクステ15年0.50%」です。
日本中を興奮させたWBC=ワールドベースボールクラシックが、日本チームの優勝という最高の結果で終わりました。振り返ってみれば1度も負けることなく全勝優勝だったわけですから文句ないチャンピオンです。
このチームのままメジャーリーグに参戦しても優勝できるのではないかと思ってしまいますね。日本チームのトータル年棒がいくらかは分かりませんが、間違いなくメジャーチームよりひと桁少ないでしょうから、「全員欲しい!」と思った球団オーナーもいそうです。
勝因はいくつもあるのでしょうけれど、全体で見ればやはり「投手力がすごかった」ということなのだと思います。一発勝負の短期決戦は点を取られてはいけませんので、相手を抑えられる投手が何人もいたのは良かったです。
ただそうは言いつつ、準決勝のメキシコ戦にしても決勝のアメリカ戦にしても1点差ですから、「負けてもおかしくなかった」のも事実かと思います。アメリカは日本の倍くらいヒットを打っていたのではないですかね?
そのアメリカが負けたことで、次の大会ではさらに強力なメンバーが出てくるような気がしますし、新たな日本vsUSAの「物語」が生まれたという点でも今回の大会は「野球界の勝利」と言えそうです。
視聴率も全試合40%超えとちょっと最近では聞いたことのない水準となったのも印象深かったです。オリンピックもラグビーもサッカーもそうですが、スポーツの国際大会は良いですね。感動を味あわせていただきました。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スタードリーム10」を取り上げました。気になる金利条件はこういうことになります。
■東京スター銀行「スタードリーム10」
・最長10年 : 0.90%
0.90%ということで以前の水準と比較すればだいぶ上昇してきました。もちろん通常の定期預金と比較しても良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。
加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.90%、5年で償還となれば5年=0.90%の金利となります。
もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.4」。最高が5つ★ですからかなり良い評価です。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月12日まで。
>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1680
前回のコラム:「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.90%」
今回は楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。
とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.280%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも上昇していますね。
そのように長期金利が上昇する中で、金利にダイレクトに影響しそうなのが仕組み預金です。と言うのも仕組み預金は一般的に預入期間が10年以上と長く、より長期金利に連動しやすいからですね。
ちなみに仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。
ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、楽天銀行の「楽天エクステ預金(フラット)」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・10年タイプ : 0.001%
・15年タイプ : 0.500%
10年タイプは相変わらずめちゃくちゃ低金利ですね・・・仮にそれぞれ満期まで運用できたとして元本を100万円とすると利息はそれぞれ
・10年タイプ : 10年で80円
・15年タイプ : 15年で5万9,700円
ということで少なくとも10年タイプについては、この金利で運用したいと思う人は皆無なのではないかと思います。上記の通り途中で解約できませんからね!
他方で15年タイプはそれなりの利率であることから、15年で見ればそれなりに利息らしい利息が出てくることが分かります。
金利が今より低下すれば継続されずに満期を迎えてしまうと思うので、その点でもより金利の高い15年タイプの方が有利ですね。
ぶっちゃけ、楽天銀行にとっては「10年タイプはいらない」ということなのでしょう。
なお、シリコンバレー銀行破綻に端を発する「金融危機」が突如発生した中で、アメリカの金利も日本の金利も低下傾向となっています。とすると来月のこの「楽天エクステ預金」は今より金利が下がりそうです。そうした点も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。
ではこの15年タイプ0.500%となる、楽天銀行の仕組み預金「楽天エクステ預金(フラット)」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいですかね。投票は4月26日まで。
>>>楽天銀行の楽天エクステ預金について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】15年タイプ0.500%となる、楽天銀行の仕組み預金「楽天エクステ預金(フラット)」。あなたの評価は?(投票は4月26日まで)
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