執筆者: ginko (2023-05-14)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBJ銀行:円定期3年0.30%、5年0.35%」です。
楽天が携帯事業で多額の赤字を出し続けていますね。判官びいきの筆者としては楽天に頑張ってほしいと思いますし、実際に2台持ちの1台は楽天です。
楽天モバイルは自宅ではよく圏外になるという致命的な問題がありますのでメイン機には使えませんが、サブ機で利用する限り、ドコモ回戦が弱い時に意外と楽天が強い時があるなど補完性があって、もちろん通信料も安いわけですから重宝しています。
とは言いつつ今のような状況ではビジネスとして存続するのは不可能ですので、楽天側の対応が気になっていましたが、今般、KDDI回線を利用したローミングの拡大で合意したようです。
ある意味、「KDDIの格安ブランド」になったと思えばお得ですね。
そして数年後には赤字に耐え切れなくなった楽天が、KDDIにビジネスを売却することになるのでしょう。今回の提携強化で一番ホッとしているのは楽天の三木谷氏なのでしょうね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.15%
・3年:0.22%
・5年:0.30%
・7年:0.35%
※2023年5月14日現在、年利、税引き前、100万円以上
3年ものの金利は少し下がりましたが、逆に5年ものの金利はアップし0.30%となりました。素晴らしい。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★ですから良い評価です。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月5日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1714
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期5年0.30%、7年0.35%」
今回はSBJ銀行の「SBJモアアップキャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。
とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。
本日の長期金利も「0.385%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも上昇していますね。
さて5月に入り、定期預金については「閑散期」ということになりますが、このタイミングでなぜかSBJ銀行が新しいキャンペーンを開始していますね!
韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行は「いつも金利がいい」のが魅力ですが、その「モアアップキャンペーン」の金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「モアアップキャンペーン」
・3年:0.30%
・5年:0.35%
どの金利も通常金利から大幅に引き上げ、かなりの好金利ですね!特に5年ものは0.35%の高水準です。
キャンペーン期間は7月31日までと十分余裕がありますね。
ちなみにSBJ銀行の魅力としては、普通預金などの期間が短い預金も高水準という点が挙げられます。特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」の金利水準はこうなっています。
■SBJ銀行/特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」
・通常利息0.02%+追加利息0.08%=0.10%
高水準ですね・・・しかも普通預金ですのでATMからの入出金や振り込みもできるようです。
となると気になるのが「追加利息」の仕組みですが、
・月内の最低残高(毎日の最終残高のうち最も低い最終残高、上限1,000万円)に対し、1ヶ月分の追加利息が翌月支払われる
とのことで、特に落とし穴はなさそうです。
あえて言えば、1ヶ月の普通預金の最低残高を基準にその0.08%が追加で支払われるわけですから、お金を引き出すのは月初が良さそうです。
また、SBJ銀行は「J」という頭文字がついているように、日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。
ご興味がある方は検討してみてください。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 1.00% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.35% ※新規顧客向け
・東京スター銀行 0.20%
・UI銀行 0.20%
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・オリックス銀行 0.15%
・SBJ銀行 0.12%
・新生銀行 0.10%
・auじぶん銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
1年もので比べると「そこそこ」と言った感じですね。やはり利用するなら3年ものもしくは5年ものということです。
ではこの3年0.30%・5年0.35%となる、SBJ銀行の「モアアップキャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利を評価して「★★★★★」としたいと思います。つまり満点ということですね。投票は6月14日まで。
>>>SBJ銀行の「SBJモアアップキャンペーン」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】3年0.30%・5年0.35%となる、SBJ銀行の「モアアップキャンペーン」。あなたの評価は?(投票は6月14日まで)
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